とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

こんなとき、どう対応していますか? その3

2011年05月27日 | 皆様へのメッセージ
『東京保険医新聞』に掲載されている内容の一部をアップさせて頂きます。

なぜか?

患者さん側にも、ご理解頂きたい内容がございました。
本日は、「その3」をアップさせて頂きたいと存じます。


●騒ぎたてる患者さんについて

Q:受付に大声で長時間抗議する患者さんがいますが、
  (病院の電話回線を占領して、叫びたてる患者さんがいますが、)
  警察を呼ぶのはためらわれます。
  どうすれば良いのでしょう?

A:他の患者さんの迷惑になる、
  診療の妨げになる、
  継続的な抗議でスタッフが「鬱」になるなど、
  軽視するわけにはいかない問題です。
  まして、暴力に及ぶ場合には警察への通報を躊躇するべきではありません。
  先生、スタッフともども土下座をさせられたという事例も発症しています。
  医療機関の秩序を保つ責任は、先生にあります。
  不当な要求には、毅然と対応する必要があります。

  暴力、威嚇、大声、面会強要など、
  他の患者さんの迷惑になる行為や、
  診療の妨げになる行為については、
  何かしらのしっかりとした対策が必要になります。

  「自分の要求通りの診断書を書いてくれ」と、
  理不尽な要求で粘る患者さんもいますが、 
  退去の要請に応じず居座る事も’罪’になります。
  平穏な患者さんの場合、患者さんへの説明義務は果たさないといけませんが、
  不法であることの指摘と中止を求めてもやめない場合は、通報となります。  

今日のような(例)はそうそう起きる事例ではありませんが、
全く起きない事例でもありません。
医療という現場においては、
”感情の行き来=ともすると感情のすれ違い”が生じる事は一切ありません!!とは
断言出来ません。
実に様々な方々が集われます。

『激しい感情の行き来』は、
医療を提供する側にとっても医療を受ける側にとっても、
マイナスのものに繋がりやすいものとなりますので、
お互いに冷静に取り組んでいけたら有難いと思う今日この頃です。
  

ーby事務長ー

とくおかレディースクリニック


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