元横綱・日馬富士の暴行事件で大いに揺れた大相撲ですが、
１２月３日から冬巡業が始まりました。
日馬富士の貴ノ岩への暴行事件から始まり、
現在は、貴乃花親方と横綱・白鳳の確執問題にまで発展しています。
テレビをつけるとそればかり、、、。
日本の伝統を重んじる歴史の長い国技で、礼儀・礼節が重んじられる世界ですから、
時代と共に変わるものもあり、
古き良き時代の伝統を守り続けていくという事の難しさも感じます。
そこで、話題になっておりますのが、先日放映されました明石家さんまさんのインタビュー。
明石家さんまさんは、日本お笑い界の大御所でございます。
その明石家さんまさんは、「人に腹を立てない」のだそうです。
見習いたい思いです！！
なぜなら、「人に腹を立たすやつってアホ」だと思っておられるからです。
人に腹を立たす人というのは、
もともと、その人間自体が、
相手への周りへの想像力が無いとか、相手に周りに寄り添う心掛けも行動もとれない人なのですから、
そんな人に対して怒っても、怒るだけ時間の無駄であり、心の無駄になりますね。
明石家さんまさんは「何やねんこいつ？」と思い、
すぐ「こいつアホやねんな」と思うそうです。
「（人に）腹立たす奴ってアホやわ。総合的に考えて。うん、人を怒らせる奴ってアホ。」と。
ですが、アホがアホのまま生きていたらいけないわけで、
誰かが注意したり指導したりしないといけないわけで、
元横綱・日馬富士の気持ちも分からないわけでもなく、、、（暴行はダメです、絶対に！！）
超有名人であり超売れっ子さんですから、ものすごい多くの方々と関わって来られた訳で、
そこから学習された深い人生観なのですね。
『金持ち喧嘩せず』という諺がございます。
この金持ちの「金」の意味はマネーだけではないはず。
『有利な立場にある者は、その立場を失わないために、人とは争わないようにする』
という意味が大きい諺だと思います。
明石家さんまさんに学ばせて頂いた思いです。
そういえば、、、遥か昔のお話ですが、
明石家さんまさんは飛行機に搭乗されるとすぐに毛布をかけて寝入っておられました。
（私が乗務した便では、殆どそうでした。）
東京ー伊丹（大阪）便が多かった記憶があります。
マネージャーさんや付き人さんがご一緒の時もあれば、お一人単独移動の時もありました。
飛行機を降りる頃になって、
お隣にお座りだったおばちゃんが「いやーさんまちゃんやでぇー」と驚く構図。
「いやー全く気付かなかったわぁー」「あらまぁーさんまちゃんやないのぉーーー」と喜ぶ構図。
よく目にしておりました。
当時も超有名人でしたが、驕り高ぶらない謙虚なお方でした。
そうありたいものですね。
ーｂｙ事務長ー
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