強い勢力を保って関東を縦断した台風15号、、、
千葉県を中心に大きな爪痕を残して過ぎていきました。
台風が去った後の昨日は真夏の気温となり、
東京では36,2度という猛暑の一日となりました。
そのような中、家屋が壊されたり停電になったり断水になったり、
大変な思いをされておられる方々がおられます。
一日も早い復旧を心から願うばかりです。
また、首都圏の交通は「計画運転」や線路の復旧・点検による運転見合わせなどで、
多くの通勤難民を生み出しました。
当院がある
都立大学駅の朝の様子を、昨日のブログでアップさせて頂きましたが、
運転開始後から、都心に向かう電車に乗り込めない為、ホームに人が溢れ、
改札口で入場規制をかけざるを得ず、
10時や11時頃には改札口にも入れない方々の列が出来ました。
その為、改札口の中にも駅構内にも入る事が出来ず、暑い街中に並んで待つ事にもなりました。
主要駅では、更にものすごい長蛇の列になりました。
このような状況下でどうしても出勤しなければならないのか?という話題がテレビ番組で流れましたが、
私共のような医療機関においては、朝の採卵手術から始まりますので、
院長はじめスタッフの通勤状況で、採卵手術が出来ません!等という事があってはなりません。
採卵手術や胚移植だけではなく、
診療の予約時間に合わせて患者さんがいらして下さいますので、
定時にクリニックオープンしなくてはなりません。
ですので、何かしらの手段を講じても何とか出勤するのが医療従事者の使命と思います。
プロ意識の高さと責任能力が問われます。
そのテレビ番組では、
「通勤難民に無理して出勤させるのはブラック会社、
通勤難民になるのなら欠勤でいいよがホワイト会社」等と言っていましたが、
職種や本人のプロ意識によります。
都合の悪い事には全てブラックを付けたがる現代の風潮は良くないと考えます。
来年2020年の夏は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。
この期間に同様の事態が起きてしまったら、もっとひどい状況になる事が懸念されます。
本日も35度を超える猛暑の一日となりますので、
どうぞ皆様、くれぐれも気を付けられてお過ごし下さい。
↑ クリニック待合室から見た今朝の風景です。
本日も真夏日の暑さです。