とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

ジョブホッパーとは? その2

2022年04月13日 | Weblog
前回、「ジョブホッパーとは? その1」を書かせて頂きました。
転職を何度も繰り返している人の事を、転職業界では「ジョブホッパー」といいます。

あまりにも数多く転職を繰り返している方は、
転職市場では敬遠される存在になってしまう恐れがあるそうです。

なぜジョブホッパーは良くないと思われるのか?

1:採用してくれる企業が無くなっていく=選択肢が狭まる
ジョブホッパーを繰り返している若いうちは良いのでしょうが、
繰り返せば繰り返していくほどに、採用してくれる企業が無くなっていきます。
採用する側は、
なぜこんなに転職を繰り返しているのだろう?飽きっぽいのか?続かない人なのか?
トラブルメーカーだったのか?どうせすぐに辞めるのかな?などと思ってしまいます。

2:アピールできるスキルがない=若い人材と勝負出来ない
ジョブホッパーは何度も転職して様々な職種を経験しているため、
「他の転職希望者よりもスキルが高い」と思われるかもしれませんが、
実はアピールできるスキルがないことが多いです。
様々な経験やスキルは習得しているかもしれませんが、全て中途半端な経験とスキルです。
継続して仕事をこなし、年齢相当のキャリアを積み上げてきた若い人材に勝てません。
採用現場では、同レベルの人材がいた場合、より若い人材を好む傾向にあります。

3:自己評価だけが高い
ジョブホッパーは自己評価が高いです。
「自分の実力はこんなものではない」「自分ならまだまだやれる」と自己評価が高い為、
ジョブホッパーになってしまうのです。
中途採用する企業側は、
本当に実力があるのであれば、転職せずに1つの企業でキャリアアップすると考えます。
「自己評価は高いものの、本当の実力は低い」と企業側は気付いています。

4:人間関係の構築が苦手
ジョブホッパーは人間関係を構築することが苦手です。
ですので、人間関係が理由で転職を繰り返していると判断されてしまう事があります。
仕事は1人で出来るものではない為、最低限の人間関係を構築できるスキルが必要です。

嫌な事があっても苦しい事があっても悔しい事があっても、じっくりと続く人になりたいものです。
20代ではスキルが伴っていなくても「育成する時間がある」という事で転職できる可能性は高いです。
30代〜40代には即戦力のスキルを求められますが、
ジョブホッパーは、その求められるスキルを持っていない為に、結局は高い評価を得られません。

では、既に転職歴が多い人はどうすれば良いのか?
今いるところで、1つのスキルを他の人材よりも磨き上げる事です。
自分のスキルや知識を証明する資格をとっていく事です。
そして、転職を繰り返す事はプラスではなくマイナスなのだと分かる事です。
転職回数が4回から5回に変わっても大丈夫!と考える方がいるかもしれませんが、
転職回数が1回増えるだけで、評価は1つ下がります。

自分の人生を成功させるのも停滞させるのも、ご自分の考え方次第です。
「継続性の欠如」「逃げ癖」「不満があればすぐ辞める」という傾向から、いち早く脱出しましょう。

・・・継続は力なり・・・
コメント
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