10月の診療部便り皆様こんにちは！
朝夕は涼しい日も増えてきましたが日中は汗ばむこともありますね。
寒暖差の大きい時期は体調を崩しやすいので、
くれぐれもお気を付けてお過ごし下さいね。
今回は、治療のステップアップについてお話致します。
当院は１年以内の妊娠を目指し治療の計画を立てています。
実際におよそ80％の方が１年以内にご妊娠されています。
①タイミング療法２〜３周期
②人工授精３〜４周期
③体外受精
という流れでステップアップを検討します。
ただし、患者様のご年齢や様々な検査データを踏まえ、
より早いステップが必要な場合もあります。
タイミング療法ではフーナーテスト(性交後検査)の結果が不良であれば、
早めの人工授精をお勧めします。
人工授精は、精液検査の結果で精子の数が少なかったり運動率が低いようならば、
早めの体外受精をお勧めします。
男女共に年齢が高ければ、治療は早くに進めていく方が良いです。
さらに女性の場合、AMH検査の値が重要です。
AMH検査とは、卵子の残りを調べる検査です。
AMHが実年齢よりも悪い値の場合、
早めにステップアップしていくことをお勧めします。
人工授精と体外受精が保険適用になり、
ステップアップを早めに検討される方も増えています。
当院では体外受精の場合、
保険適用の治療か自費での治療かを選択して頂けるようにしております。
保険の場合コスト軽減という利点がある反面、様々な制限や制約があります。
事前にコーディネーターよりご説明させて頂きます。
治療についてご質問や、ご相談などがございましたら、
いつでもお気軽にお声掛けください。
皆様の一日も早いご妊娠に向けて、
より良い医療を提供出来るよう努めて参ります。
