春の終わりから月1回ほどの割合で引いてきたお御籤のラストです。
書き終えたらお御籤結びしてこようと思って、書いて参りました。
11月も氏神様のお神籤を引くのを楽しみにしてやみません。
「思う事 思うがままに なしとげて
思う事なき 家の内哉」
目上の人の思いがけない引立てで、
心のままに調い、家内仲良く暮らせます。
色を慎み、身を正しく目上の人を敬って、目下の人を慈しめば、
愈々運開きます。
曇るかがみに姿は見えぬ、磨き上げようそのこころ
雲った鏡に人の姿は映らない。
雲った心、汚れた心に神様の御陰は宿らない。
神様を離れた心ほど暗く寂しいものはない。
此の心の曇り、心の汚れが、凡ての禍の源となる。
心に塵を溜めぬように、祓へ給ひ清め給への神語を唱え、
神様の御陰を心に宿せば、身体健やかに心穏しく、家内安らけく過ごされる。
このお御籤で学んだ事は、
まさに、
「曇る鏡に姿は見えぬ、磨き上げようその心」でした。
雲った心、汚れた心を拭き取って拭き磨くのは、他人ではなく自分自身ですから、
心して生きていかないといけない、と思いました。
皆様、どうぞ良い秋をお過ごし下さいませ。