今日は義娘のMahoが孫娘を連れてお仕事の手伝いに来てくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/7c/9f27ab7ee09fa146fcfdd8138669392c.jpg?1739524846)
入力作業やら、在庫の管理やら。。とにかく短い時間で効率よく仕事を片付けてくれるので大助かりです。
またその間、私はひたすら可愛い孫と遊べるので幸せです。
ときどきこのブログにも登場してもらったお兄ちゃんは四歳半になり幼稚園に通っているので、今日はもうすぐ2歳になる
妹のKiinoがお相手をしてくれました。
子どもというのは、ただ可愛いとか成長が楽しみだとかそういう魅力ばかりでなく、本当に繊細なしかも偉大な感性を持っていることにいつも驚かされます。それは、自分が子供を育てている時には全く気づかなかったことです。
良寛さんは、子供とずっと遊んでいたとよく聞きますが、それはただ偏屈だからという理由だけでなくおおいに子供に学ぶところがあったからではないかと思うくらいです。
自分で生きていく力を持てない子ども達は実は本能的にかなりの不安を抱いていて、だからこそ嬉しい時にはニコニコ笑い、寂しい、怖い時には大いに泣くのだと最近考えます。またまだおしゃべりが上手にできないからこそ、親は勿論自分の周りの大人達の
態度に非常に敏感で、怒られればこちらの想像以上に傷つき、褒められたら救われたような優しい顔をします。
心の症状は体の症状になって表れもします。また傷つくことで、より強く聞き分けのない態度を示します。
歳を重ねれば人間の器が増してどんどん理性的になれると信じていた幻想が打ち砕かれそうになっているわたしの今、まだ理性に縛られていない孫達の姿、個性に学ばせてもらうことが本当に沢山あります。
一緒に遊ぶのには体力が必要でへとへとになって「命懸け😭」の部分もありますが、その疲れを忘れさせてもらえるような発見が幾つもあるのです。
クレーのいうように、福井の言うように、生まれ出でるところ、帰り着くところが同じであるのなら、高齢者と子供達の間に真の情愛が交わせるのではないかとも感じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/7c/9f27ab7ee09fa146fcfdd8138669392c.jpg?1739524846)
Kiinoは女の子らしく、お世話好き。
2歳にして今日は店中の立体や飾っているお人形達にお菓子を配ってくれました。
佐藤忠良の少女には「いそいで、いそいで」とひとりごとを言いながら、せっせと飴を3つ!
配るお菓子の量には、何か彼女なりの評価があるのかもしれません。