更新が遅くなりました。
臨時にお休みをいただき、2人で石川県小松市の至誠堂法師さんへ伺って参りました。
主には、法師さんの粟津温泉のお宿で温泉に浸ることを目的に伺いましたが、九谷の作家さんの作品を拝見したり、自分たちで絵付けに挑戦したりさせていただきました。
また後日ご紹介させていただきますね。
今日は今月から始まるこの東海地方の展覧会のご紹介させていただきます。
私たちはまだどれにも伺っておりませんが、これから拝見したいと思う展覧会を三つほど。
まず本日から名古屋市美術館さんで始まりました
世界に誇る吉野石膏コレクション
印象派からその先へー5月26日まで
今まで数多くの展覧会に伺い、色々な作品を拝見してまいりました。
その際よく「良い作品だなぁ〜どなたのご所蔵だろう?」そう思い、プレートを覗くと必ずと言って良いほど「吉野石膏」という文字を目の当たりにしてまいりました。
「また吉野石膏さん、うらやましい〜」
この「羨ましい」の前に「チェッ」とか「くそ〜」とかお下品な言葉はつきませんが、それに近い気持ちを抱くこともしばしばでした😓
(ま、コレクター様が展覧会に出向かれて、よくお持ちになられる感情でないかと悪びれることもなく次に)
その吉野石膏さんの御所蔵品は、現在ほとんどを山形美術館さんに寄託されていらっしゃるそうですが、この地方でコレクションを一堂に拝見できるのは初めてのことですので、今から伺うのをとても楽しみに致しております。
こちらは既に3月から始まっている展覧会です。
なかなか伺えずにいましたところ、お客様がお出かけくださり、見応えがあったとお知らせくださいました。
まさに私どもが扱わせていただきます日本近代絵画の数々。
連休中5月6日までの展覧会になりますので、まず急いでこちらに伺わなくては!と思います。
最後に名都美術館さんで開かれています、山元春挙の展覧会を。
以前このブログでもご紹介させていただきました山元春挙の大きな作品をお客様にお納めすることができ、光栄に思っておりましたところ、今回名都美術館さんが展覧会を開いてくださると知り、直ぐにそのお客様にもご案内をさせていただいた次第です。
なんと19年ぶりの回顧展になるそうです。
山元春挙は明治4年、滋賀県に生まれ、京都画壇で大いに活躍をし、竹内栖鳳と並び称られた画家です。
制作の際に、当時ではいち早くカメラを取り入れ、雄大な山岳風景を写実的に壮大なスケールで描き発表、革新的な画家として人気を博しました。
お軸ばかりの作品ですし、なんといっても大作が多いので、今日ではその人気も下がるばかりの画家ですが、飾られる場所を得れば、見るひとを唸らせる力の作品ばかりだと思っています。
駆け足でのご紹介になりました。
10連休中のお出かけのご参考になれば幸いです。
私たちも順に伺いたいと思っていますので、また感想などお伝えいたしますね。
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