お客様にごく最近いただいた本のご紹介をさせてください。
一つは、アンリー・ルソーの本です。
この本は、私がアンリー・ルソーの絵を好きなことを覚えてくださっていたお客様が、お土産にお持ちくださいました。
先日のホームページ更新の際にも、この作家の一言をトップに掲載させていただきました。
以前佐橋と画家のイメージについて話をしている時、「なっちゃんは、ルソーのイメージがある」とポツっと言ってくれた事がとても嬉しくて、元々好きだったルソーの作品が益々好きになりました。
ルソーはその経歴も謎の多い人物です。
まだきちんとは読めていませんが、私は「ルソーの絵が好き」と言っているだけで、この画家のことを何も知らないということに初めて気づきました。
遺された言葉の数々もとても奥が深そうで、これから少し勉強をしたいなぁと思います。
また気になる事があればこちらに書かせていただきますね。
もう一冊は東京のお客様がくださった本です。
テレビのコマーシャルなどで、地元の方にはお馴染みだそうですが、大村洋品店さんの6代目の社長さんが建てられた静岡近代美術館さんについての記録です。
この本には、この美術館さんご所蔵の日本近代洋画の作品が沢山掲載されています。
出会いは、林武の作品からだそうですが、どの作品も非常に魅力的。
魅力的というのは、目筋が大変しっかりとされていらっしゃるということです。
60歳を過ぎられて十数年で集めらた作品たちとは思えない、充実度だと思えます。
1番元気をもらうのは、中川一政作品だということですが、他の作品もとても見応えがありそうで、ぜひ一度この美術館さんに伺って実作品を見てみたいと思いました。
ルソーも、日本各地の美術館さんについてもまだまだ知らない事ばかりです。
そして、41歳から画家になったルソー、60歳を過ぎてからコレクションを始められ、日本のみならず外国にも美術館の輪を広げたいとお考えの大村さんに教えてもらうことは多いと思います。
連休中に、めでたく私も還暦を迎えさせていただきました🎂
いつものように迷いながらですが、またコツコツブログを書かせて頂きたいと思います。