今日はちょっと違った話。
私は、K記念館で働いている。
主な仕事は1年に1度 記念館誌を出すこと。
どんな紙面にするか考え、記事を集め、編集する。
全部一人でやるのだから、大変。
ようやく、第24号のゲラが出来て、印刷屋さんに回せそうでほっとしているところだ。
記念館では毎年、文化講演会として
著名な方(作家の方が多いが)を招いて講演していただいている。
講演内容をまとめるのも大変だ。
最近はPCで音声を文字にかえるソフトが出来て本当に楽になったが、
少し前までは、テープを何回も何回も聴き直し大変な作業だった。
それはさておき、今年は11月に女流歴史作家永井路子氏を
招いて開催することが決まった。。
記念館誌に講演会の案内記事を永井氏の写真付きで載せることにした。
まだ決まったばかりで、写真も送っていただいていなかった。
私自身もそうだが、写真というのはやはり誰もがこだわる。
他人のことならどちらでも同じに見える写真でも、
どちらにするか大問題でなかなか決まらないことも多い。
送ってもらうと、多分時間がかかるのではと思って、
インターネットで探してみると、
永井氏の郷里、茨城県古河市の古河文学館HPに
「永井路子氏の旧宅公開」という記事があり、大きな肖像写真が載っていた。
よし!これだっと思ったが、すんなりいくことはないだろうと思いつつ
恐る恐る電話をかけてみた。
すぐに電話口に本人が出られて、用件を告げると
「どんな写真かしら?覚えてないけど…」
とおっしゃるので、
「花柄のジャケットをお召しになってとても素敵な写真です」
と申し上げるとなんと
「よく覚えてないけど、どうぞお使いになって」
との返事。
あまりすんなりとお返事いただいてビックリしてしまった。
以前、出家なさったときの話をして下さったSJ氏は、
ちょうどその時の写真集を出していらっしゃったので、
話にぴったりだと思って使用許可を申し込んだら、
「あれは私がいちばんいやだと思っている写真だから絶対につかわないで!」
と言われてしまったし、
医師で作家のWJ氏は写真を送ってくださるのに、
色々迷っているとおっしゃって、何ヶ月も待たされた。
永井路子氏のこのさっぱりとした、気さくな御気性、大ファンになってしまった。
秋の講演会では
「女性の日本史」ーそのプロフィールを覗くー
という演題でお話しして下さるとのこと。
今から楽しみです。
私は、K記念館で働いている。
主な仕事は1年に1度 記念館誌を出すこと。
どんな紙面にするか考え、記事を集め、編集する。
全部一人でやるのだから、大変。
ようやく、第24号のゲラが出来て、印刷屋さんに回せそうでほっとしているところだ。
記念館では毎年、文化講演会として
著名な方(作家の方が多いが)を招いて講演していただいている。
講演内容をまとめるのも大変だ。
最近はPCで音声を文字にかえるソフトが出来て本当に楽になったが、
少し前までは、テープを何回も何回も聴き直し大変な作業だった。
それはさておき、今年は11月に女流歴史作家永井路子氏を
招いて開催することが決まった。。
記念館誌に講演会の案内記事を永井氏の写真付きで載せることにした。
まだ決まったばかりで、写真も送っていただいていなかった。
私自身もそうだが、写真というのはやはり誰もがこだわる。
他人のことならどちらでも同じに見える写真でも、
どちらにするか大問題でなかなか決まらないことも多い。
送ってもらうと、多分時間がかかるのではと思って、
インターネットで探してみると、
永井氏の郷里、茨城県古河市の古河文学館HPに
「永井路子氏の旧宅公開」という記事があり、大きな肖像写真が載っていた。
よし!これだっと思ったが、すんなりいくことはないだろうと思いつつ
恐る恐る電話をかけてみた。
すぐに電話口に本人が出られて、用件を告げると
「どんな写真かしら?覚えてないけど…」
とおっしゃるので、
「花柄のジャケットをお召しになってとても素敵な写真です」
と申し上げるとなんと
「よく覚えてないけど、どうぞお使いになって」
との返事。
あまりすんなりとお返事いただいてビックリしてしまった。
以前、出家なさったときの話をして下さったSJ氏は、
ちょうどその時の写真集を出していらっしゃったので、
話にぴったりだと思って使用許可を申し込んだら、
「あれは私がいちばんいやだと思っている写真だから絶対につかわないで!」
と言われてしまったし、
医師で作家のWJ氏は写真を送ってくださるのに、
色々迷っているとおっしゃって、何ヶ月も待たされた。
永井路子氏のこのさっぱりとした、気さくな御気性、大ファンになってしまった。
秋の講演会では
「女性の日本史」ーそのプロフィールを覗くー
という演題でお話しして下さるとのこと。
今から楽しみです。