今日は、午前中児童館で寄贈本のブッカー貼りの作業、
午後一で、テニススクール、
終わってから、又児童館で、絵本の読み聞かせ、
飛び回っていた一日。
絵本の読み聞かせでは、「ちびくろ・さんぼ」を読んだ。
この本は、私が生まれて初めて出会って、一番のお気に入りだった絵本。
1953年岩波書店から出版され、長く絵本のベストセラーだったが、
『さんぼ』は黒人に対する蔑称(べっしょう)」「絵が黒人を戯画化している」
などの批判があり、
1988年から翌年にかけて一斉に絶版となった。
図書館なども置かないようになってしまっていた。
最近(2005年4月15日)、瑞雲舎という出版社から
内容や文章表現に何らの差別は無いと判断し、復刊されることになった。
『さんぼ』という言葉を聞くと差別感が起きてとてもいやな人もいるのだろう。
さんぼがホットケーキを169枚も食べるところをみて、
黒人が異常な食欲を持つと誇張されていると感じる人も無いとは言えない。
しかし、今日児童館でお話を聞いた子供たちは一人として
黒人に対して差別感を持っている子も、受けた子もなく
単純に「トラがバターになってそのバターでホットケーキを焼いて食べる」
お話として心から楽しんでいた。
言葉は確かに人を傷つけることがあるので、
使う場所に気をつけなければならない。
しかし昨今、セクハラ、ドクハラ等という言葉を使って、
あの言葉で傷ついた、この言葉を言い換えるべきだ等と言って
行き過ぎ感も否めない。
トルストイの「イワンのばか」は、
イワンという名の人は大いに傷つくと思うが、
とても楽しい民話集だ。
午後一で、テニススクール、
終わってから、又児童館で、絵本の読み聞かせ、
飛び回っていた一日。
絵本の読み聞かせでは、「ちびくろ・さんぼ」を読んだ。
この本は、私が生まれて初めて出会って、一番のお気に入りだった絵本。
1953年岩波書店から出版され、長く絵本のベストセラーだったが、
『さんぼ』は黒人に対する蔑称(べっしょう)」「絵が黒人を戯画化している」
などの批判があり、
1988年から翌年にかけて一斉に絶版となった。
図書館なども置かないようになってしまっていた。
最近(2005年4月15日)、瑞雲舎という出版社から
内容や文章表現に何らの差別は無いと判断し、復刊されることになった。
『さんぼ』という言葉を聞くと差別感が起きてとてもいやな人もいるのだろう。
さんぼがホットケーキを169枚も食べるところをみて、
黒人が異常な食欲を持つと誇張されていると感じる人も無いとは言えない。
しかし、今日児童館でお話を聞いた子供たちは一人として
黒人に対して差別感を持っている子も、受けた子もなく
単純に「トラがバターになってそのバターでホットケーキを焼いて食べる」
お話として心から楽しんでいた。
言葉は確かに人を傷つけることがあるので、
使う場所に気をつけなければならない。
しかし昨今、セクハラ、ドクハラ等という言葉を使って、
あの言葉で傷ついた、この言葉を言い換えるべきだ等と言って
行き過ぎ感も否めない。
トルストイの「イワンのばか」は、
イワンという名の人は大いに傷つくと思うが、
とても楽しい民話集だ。