なぜ日本航空は短期間でＶ字回復できたのか！

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【贈る言葉】

航空事業は素人でございますが、これまで私の企業経営者としての経験から得た経営思想や経営管理システム、さらには私の人生から得た人間としてあるべき姿や持つべき考え方をＪＡＬグループの社員一人ひとりに伝え、全員が同じような思いを持ち、一丸となって日本航空の再建に取り組めるようにしていきたいと考えています。（就任会見）

　　　　　　　　　～稲盛和夫～

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【本文】

■なぜ日本航空は短期間でＶ字回復できたのか！■

上から下までコスト意識はまるでなし。

組合は９つもあり、賃金問題一つにしても９つの組合と交渉しなければならなかった。

業績が悪いのは他部門のせいで私たちは悪くないと言い張る連中ばかりだった。

かつての国鉄の労働組合の旗印であった「合理化反対、賃金上げろ」とどこか似ているようにも思える。

これでは利益の出る健全な会社になれるわけがなかった。

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京セラを一代で大企業に育て上げた稲盛和夫氏を会長に迎えることに成功した。

就任の挨拶に稲盛氏の経営に対する「稲盛イズム」が凝縮されている。

今、他責化する社員はいなくなり、誰よりも努力する人たちの集団になり、会社が上昇気流に乗ったのだ。


　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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自分の強みを即答できるようにしてください！

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【贈る言葉】

技を持つということは、他の人にはできないことなので一番の財産になるのです。

　　　　　　　～吉田輝幸～

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【本文】

■自分の強みを即答できるようにしてください！■

企業の改革の準備段階としてＳＷＯＴ分析は有効と言われている。

Ｓは強み（Strength　）、Ｗは弱み（Weakness）、Ｏは機会（Opportunity）、Ｔは脅威（Threat）のことで誰でも知っているだろう。

企業には強みもあれば弱みもある。

多くの機会（チャンス）もあれば脅威にもさらされている。

人にも強みもあれば弱みもある。

弱みは一旦置いておいて、自分の強みを最低５つ以上挙げられるようにしてほしい。

そしてその強みをブラシアップしてもっと強くすることだ。

例えば「問題解決力」を挙げられたら、それはビジネスマンとして大きな武器になる。

「改善力」、「提案力」なども有効だ。

ビジネスマンは単なる知識だけでは勝負にならない。

ビジネスマンは、仕事ができなければ話にならないことを知っておくことだ。


　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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