革新が嫌いな社員は辞めてもよいでしょう！

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【贈る言葉】

社長就任時に約１２０人いた社員のうち、約３分の１が辞めました。私の物言いが気にいらなかったり経営方針に賛同できなかったりした人たちでした。

　　　　　　　　　～星野佳路～

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【本文】

■革新が嫌いな社員は辞めてもよいでしょう！■

二代目や三代目ともなるとほとんどが最高学府を出ている。

中には海外に留学したりＭＢＡを取得している人も多い。

現星野リゾートの星野社長も社長に就任したとき、古参の社員や役員に“総すかん”を食って一旦社長を辞めた経緯がある。

しかし、心ある役員がいて「佳路を呼び戻せ」と提案して呼び戻されたそうだ。

日本一のタクシー会社、桜にＮのマークの日本交通の三代目、川鍋一朗氏が社長に就任したときも同じような感じだった。

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歴史のある会社ほど社員は革新が嫌いだ。

高度成長時代やバブル期の繁栄を経験しているから現状を変えられることをこころよしとしないのである。

革新の嫌いな社員が反発して辞めていくのは、むしろ「よいこと」と受け止めるべきだ。


　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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本流から外れても焦らないでください！

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【贈る言葉】

たとえ、社内で本流から外れても焦ることはない。地道な努力を怠らずに仕事に取り組み、実力を付ければ必ずチャンスはめぐってくる。

　　　　　　　～後藤卓也～

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【本文】

■本流から外れても焦らないでください！■

人事異動などで本流から外されてがっかりするビジネスマンは多いことだろう。

花王で社長～会長までのぼりつめた後藤卓也氏も子会社に出向を命ぜられた一人だ。

後藤氏は腐ることなく地道に努力し、実力を付けていった。

子会社だと何でもこなさなければならない。

総務の仕事も経理の仕事にも関わるチャンスに恵まれるからしっかり学んで実力を蓄えればいい。

後藤氏はやがて本社に呼び戻され、ついに社長になった。

決しておごることなく、威張ることなく、社員とのコミュニケーションを大切にしながら権限を委譲し、極力任せた。

任せられれば社員は意気に感じて頑張ってくれるから業績は右肩上がりだ。

そういえばセーレンの川田達男氏も「手だけあって頭のない会社」とレポートに書いてトップの逆鱗に触れ、現場に左遷されたが、後にその経験が生きてやり手社長になれた。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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