梅雨明けとともに日本列島の多く後に猛暑が訪れ、連日、「熱中症に注意を…」
との報道が流れています。今日のわが家、2階のある部屋は39℃になりました。
こんな時には、どこか涼しいところで避暑したいものですが、別荘のないわが家
では、どこに行ったらよいものか、行くまでが暑いナーと考えてしまいます。
それなら、いっそのことテーマを見つけて旅をしたら、暑さも少しは和らげられる
のではないでしょうか。
そのような、自分だけの旅のヒントを与えてくれそうな冊子が刊行されました。
7月1日発行の、文藝春秋スペシャル・季刊夏号 『もう一度日本を旅する』です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/dc/769dccd9fcb29ee134e04f094f7d5cf6.jpg)
旅の達人、旅好きの人などが、オリジナリティ溢れる旅について、たくさん投稿
しています。
巻頭随筆ではまず、映画監督の椎名誠さんが、日本の素晴らしさや安全さなど
の面から、日本を歩く旅をしたいと述べています。
民俗学者の赤坂憲雄さんは、すぐれ者たちの個性的な「紀行」の跡をたどる旅
を、そして放送タレントの永六輔さんは、「遠くへ行きたい」から40年、旅には
「トリップ」「ツアー」「トラベル」「ジャニー」4つがあるが、自分が好きなのは「ジャ
ニー」だが、それぞれがうまく使い分ければよいと言われています。
著名人にインタビューして、旅の原点やスタイルを語る項では、「白洲正子の「か
くれ里」を読んで、熊野古道や高野山を訪ねる精神的な旅」、「旅の目的はその土
地の人に出会うこと、行き先は小さな離島がよい」、「観光名所より普通のものを
見るのが好きで、地方特有の瓦や壁土を見たりスーパーマーケットに入る」、「旅
に出たときくらいは、自然の音を聞く」といった旅の仕方が述べられています。
スペシャル・エッセイという項では、民俗学者・宮本常一の生地、周防大島のそば
にある小さな島のこと、孤高の登山者・加藤文太郎ゆかりの槍ヶ岳登頂、名月赤城
山で知られる国定忠治のふるさと、群馬県伊勢崎市(旧東村)への旅、鉄砲伝来の
島、種子島が砂鉄の島だったこと、国内に残る軽便電車に乗りに行く、といった多
彩な旅のエッセイが盛りこまれています。
さらに、「パワースポット神々の湯」では、玉造温泉、霧島温泉郷、熊野・湯の峰
温泉、道後温泉など、歴史ある古湯を温泉教授と巡り、「こだわりの旅」では、万葉
の地を行く、山陽本線で歴史を感じる、若返りの水を求めて、語源探見、ブナの山
を踏破する、ふるさとご飯、軍事遺産を訪ねる、岩と洞窟、といったユニークな旅を、
その道の達人が記しています。
そのほか、日本の小さな街を歩く、忘れられない旨いもの、地図で旅する明治、
名著で読む日本の旅など、といった多彩な旅の仕方が盛りこまれています。
ツアーでは得られない旅をしてみたい方、ほかの人とはひと味もふた味も違う旅
をしてみたい方などには、この書から旅のヒントが得られるかもしれません。
との報道が流れています。今日のわが家、2階のある部屋は39℃になりました。
こんな時には、どこか涼しいところで避暑したいものですが、別荘のないわが家
では、どこに行ったらよいものか、行くまでが暑いナーと考えてしまいます。
それなら、いっそのことテーマを見つけて旅をしたら、暑さも少しは和らげられる
のではないでしょうか。
そのような、自分だけの旅のヒントを与えてくれそうな冊子が刊行されました。
7月1日発行の、文藝春秋スペシャル・季刊夏号 『もう一度日本を旅する』です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/dc/769dccd9fcb29ee134e04f094f7d5cf6.jpg)
旅の達人、旅好きの人などが、オリジナリティ溢れる旅について、たくさん投稿
しています。
巻頭随筆ではまず、映画監督の椎名誠さんが、日本の素晴らしさや安全さなど
の面から、日本を歩く旅をしたいと述べています。
民俗学者の赤坂憲雄さんは、すぐれ者たちの個性的な「紀行」の跡をたどる旅
を、そして放送タレントの永六輔さんは、「遠くへ行きたい」から40年、旅には
「トリップ」「ツアー」「トラベル」「ジャニー」4つがあるが、自分が好きなのは「ジャ
ニー」だが、それぞれがうまく使い分ければよいと言われています。
著名人にインタビューして、旅の原点やスタイルを語る項では、「白洲正子の「か
くれ里」を読んで、熊野古道や高野山を訪ねる精神的な旅」、「旅の目的はその土
地の人に出会うこと、行き先は小さな離島がよい」、「観光名所より普通のものを
見るのが好きで、地方特有の瓦や壁土を見たりスーパーマーケットに入る」、「旅
に出たときくらいは、自然の音を聞く」といった旅の仕方が述べられています。
スペシャル・エッセイという項では、民俗学者・宮本常一の生地、周防大島のそば
にある小さな島のこと、孤高の登山者・加藤文太郎ゆかりの槍ヶ岳登頂、名月赤城
山で知られる国定忠治のふるさと、群馬県伊勢崎市(旧東村)への旅、鉄砲伝来の
島、種子島が砂鉄の島だったこと、国内に残る軽便電車に乗りに行く、といった多
彩な旅のエッセイが盛りこまれています。
さらに、「パワースポット神々の湯」では、玉造温泉、霧島温泉郷、熊野・湯の峰
温泉、道後温泉など、歴史ある古湯を温泉教授と巡り、「こだわりの旅」では、万葉
の地を行く、山陽本線で歴史を感じる、若返りの水を求めて、語源探見、ブナの山
を踏破する、ふるさとご飯、軍事遺産を訪ねる、岩と洞窟、といったユニークな旅を、
その道の達人が記しています。
そのほか、日本の小さな街を歩く、忘れられない旨いもの、地図で旅する明治、
名著で読む日本の旅など、といった多彩な旅の仕方が盛りこまれています。
ツアーでは得られない旅をしてみたい方、ほかの人とはひと味もふた味も違う旅
をしてみたい方などには、この書から旅のヒントが得られるかもしれません。