あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

トルコ・世界遺産トロイ遺跡

2010-07-07 17:58:37 | トルコ旅行
 5月18日(火)~25日(火)に出かけた、8日間のトルコツアーの日々のレポート
については、すでにアップしましたが、各々の観光地については、写真をかなり撮
ってきましたので、それら主要観光地のことをもう少し詳しく紹介することにします。

 初めは、2010年5月19日(水)に回った、世界遺産トロイ遺跡です。

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 トロイは、トルコの隣国ギリシャの、有名な英雄叙事詩ホメロスの「イリオス」に語
られているトロイ戦争の舞台です。

 これを実在の都市と信じてきたのが、ドイツの考古学者シュリーマンでした。シュ
リーマンは私財を投げ売って発掘を続けた結果、1870人年遺跡を発掘しました。

 ここに初めての集落ができたのは、紀元前3000年ごろ。その後、繁栄と没落が
繰り返され、紀元400年までの間に、9つの時代の都市層が重なり合っており、
それら9層の様子を見ることができるところもありました。



 城門の入口は、左に曲がるとさらに狭くなっていて、外敵が来ても防御しやすい
ようになっていたとのこと。


 遺跡の高台に上がると、周辺の広々とした展望が広がります。黄色いのは、収穫
期の近い麦畑です。


 遺跡が古代都市だった当時は、川の辺りまで海が迫っていたようです。


 6日間一緒に回って、豊富な知識でガイドしてくれたハイダルさん。


 修復する費用が出せず、放置したままになっているものも、たくさん見かけられ
ました。


 上部は復元し、下部は当時のままのレンガ塀。


 9層にわたって重なっているという、違う時代の都市層が見られるところ。


 下から上へ、Ⅱ層、Ⅲ層、Ⅳ層の表示が見られます。


 別の方向の展望。


 途中から、ガイドのハイダルさんに先行して、ワンちゃんが先導してくれました。
ワンちゃん(左下)も、ハイダルさんの説明を聞いています。


 向こうに見える小山も、歴史があるようですが、どんなことだったか忘れました。


 大劇場の跡です。手前がステージになっていました。


 真ん中が通路で、下を水路が流れていたようで、その一部が見られます。


 遺跡の入口付近に実ったクワの実。トルコではクワの実もフルーツとして食用に
供しているようです。これはまだ完熟前ですが、熟しても白いままのよう。


 やはり入口にある、トロイ戦争の「トロイの木馬」の巨大な復元木馬。窓から顔を
出している人で、大きさを想像して下さい。

 1975年に復元したものですが、当時のものがこのような形だったかどうかは、
定かではないようです。

 トロイ遺跡については、下のウェブサイトをご参照下さい。

 トロイ遺跡(イリオス遺跡)
コメント
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