第1日 2012年5月27日(日) 晴
当初予定では、成田国際空港発9時25分発のLX8947便だったので、わが家の最寄り駅、
西所沢駅発の上り初電で行かなければならなかったが、出発3日前に連絡があり1時間
後の10時25分発LX161便に変更になり、集合も8時25分になった。
西所沢駅5時41分発に乗り、京成電鉄と北総鉄道経由、成田国際空港に7時43に着き、
第1旅客ターミナルビルK18~20カウンターのトラピックス受付に行く。
今回のツアー参加者は全部で21名。構内の銀行の両替所で約88円のスイスフランの両
替後、添乗員の I さんの案内で、スイス航空LX161便に乗る。
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機体はエアバスA340-300で、エコノミークラス219シートは満席とのこと。中ほどの
4人並びの席の通路側に座る。出発予定時刻より少し遅れて10時40分に離陸した。
飛行機は日本海に出て北上し、北海道札幌西方からからシベリア大陸に入り、ヤクー
ツクの南西やノリリスク付近を通過し、白海、モスクワ北方、ヘルシンキ南方などを経
て12時間近くかけて、成田から9604kmのスイス、チューリッヒ空港に、日本より7時間
遅い現地時刻の15時20分に着いた。
機内放送ではチューリッヒの気温は20℃とのことだったが、外に出るとやや蒸し暑い。
迎えに来てくれた黄色い車体に赤帯入りのGrindelwald Busに乗る。2日間運転してくれ
るドライバーはサーシャさん。バスは16時14分に空港を出て今日の宿泊地である首都ベ
ルンに向かう。
ベルンはスイスの西部にあり、チューリッヒの南西約125㎞のところ。両都市とも標
高は500m台だとのこと。バスは最高時速100㎞の高速道路を順調に走行する。高速道路
といっても日本のような料金所はなく、バスや乗用車などに分かれた年間パスのような
ものを支払って通行するのだという。
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チューリッヒ郊外に出ると、緑の森や牧草地の間に点在する住宅などの気持ちよい景
観が続き、高速道路に平行して赤い彩りの電車も通過する。
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ベルン市内に入り、17時30分頃市内東北部にあるバラ公園に着き、20分ほどの観覧の
時間となる。
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バラの花はまだこれからだが、何色もあるツツジは見ごろ。ベニバナトチノキも花を
見せ、シャクナゲは盛りを過ぎていた。
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豊富な緑に包まれた公園からは、眼下に流れるアーレ川の向こうに、屋根が同じ彩り
に統一されたベルンの旧市街が一望でき、背後に残雪の山並みも望まれる。
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さらにバスは10分ほどで市内の旧市街に入り、宿泊するホテルメトロポールには18時
10分頃に到着した。隣接するビル同様、クラシックな5階建てのビルだがロビーは狭く、
受付は道路の反対側のビルにある。
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荷物を部屋に置き、休む間もなく近くのレストランANKERに行き夕食をする。
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夕食後、添乗員の I さんの案内で旧市街を1時間ほど散策することにした。
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町中には幾つもの噴水があり、いずれもみごとな彫刻が施されている。
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旧市街は赤レンガ屋根5階建てのビルが並び、今日か明日は国の祝祭日のようで、ど
のビルも国旗や州旗などが飾られている。
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旧市街の中心にあるのが門の上に設けられた時計塔。尖塔下と中ほどにある時計の横
のからくり人形は、毎時4分前に動き出すとか。
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塔を見てから時間まで周辺を回ってみることにした。古い建物の間をトロリーバスや
トラム(市街電車)の路線が入り交じり、ひんぱんに通過する。スイスは右側通行なの
で、日本とは反対方向からの車の確認をしなければならない。
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ビルの間の細い路地を抜けて南側の通りに回ると、ベルンのランドマークになってい
る大聖堂があった。1421年に着工して1893年までかかって完成されたスイス一の高さを
誇る尖塔とのことだが、いまは工事中で尖塔部分や1階の精巧な彫刻部分などが覆われ
ているのが残念なところ。
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次々と通過するトラムの間を縫って西に回り、連邦議会議事堂前に行く。
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ベルンがスイスの首都となった1848年から1902年にかけて建設され、ベルンのシンボ
ルになっているとか。議事堂前の広場には、平面から吹き出す噴水があった。
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ちなみに、ベルンの人口は約13万人でスイスでは4番目の都市。標高は540m前後で、
中世のたたずまいを感じさせる旧市街はユネスコの世界遺産に登録されている。
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さらに旧市街を回り、日曜で閉店している商店街のアーケードを抜けたりして、20時
近く再び時計塔下に戻る。
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からくり時計は2回動いたが、何れもほんのわずかな時間だけだった。
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時計塔の北にあるコルンハウス橋に行き、旧市街をU字状に囲んで流れるアーレ川の
川沿いや北側斜面に広がる住宅地などを眺め、まだ明るい20時20分頃ホテルに戻った。
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【歩数 11,100歩(自宅から)】
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当初予定では、成田国際空港発9時25分発のLX8947便だったので、わが家の最寄り駅、
西所沢駅発の上り初電で行かなければならなかったが、出発3日前に連絡があり1時間
後の10時25分発LX161便に変更になり、集合も8時25分になった。
西所沢駅5時41分発に乗り、京成電鉄と北総鉄道経由、成田国際空港に7時43に着き、
第1旅客ターミナルビルK18~20カウンターのトラピックス受付に行く。
今回のツアー参加者は全部で21名。構内の銀行の両替所で約88円のスイスフランの両
替後、添乗員の I さんの案内で、スイス航空LX161便に乗る。
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機体はエアバスA340-300で、エコノミークラス219シートは満席とのこと。中ほどの
4人並びの席の通路側に座る。出発予定時刻より少し遅れて10時40分に離陸した。
飛行機は日本海に出て北上し、北海道札幌西方からからシベリア大陸に入り、ヤクー
ツクの南西やノリリスク付近を通過し、白海、モスクワ北方、ヘルシンキ南方などを経
て12時間近くかけて、成田から9604kmのスイス、チューリッヒ空港に、日本より7時間
遅い現地時刻の15時20分に着いた。
機内放送ではチューリッヒの気温は20℃とのことだったが、外に出るとやや蒸し暑い。
迎えに来てくれた黄色い車体に赤帯入りのGrindelwald Busに乗る。2日間運転してくれ
るドライバーはサーシャさん。バスは16時14分に空港を出て今日の宿泊地である首都ベ
ルンに向かう。
ベルンはスイスの西部にあり、チューリッヒの南西約125㎞のところ。両都市とも標
高は500m台だとのこと。バスは最高時速100㎞の高速道路を順調に走行する。高速道路
といっても日本のような料金所はなく、バスや乗用車などに分かれた年間パスのような
ものを支払って通行するのだという。
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チューリッヒ郊外に出ると、緑の森や牧草地の間に点在する住宅などの気持ちよい景
観が続き、高速道路に平行して赤い彩りの電車も通過する。
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ベルン市内に入り、17時30分頃市内東北部にあるバラ公園に着き、20分ほどの観覧の
時間となる。
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バラの花はまだこれからだが、何色もあるツツジは見ごろ。ベニバナトチノキも花を
見せ、シャクナゲは盛りを過ぎていた。
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豊富な緑に包まれた公園からは、眼下に流れるアーレ川の向こうに、屋根が同じ彩り
に統一されたベルンの旧市街が一望でき、背後に残雪の山並みも望まれる。
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さらにバスは10分ほどで市内の旧市街に入り、宿泊するホテルメトロポールには18時
10分頃に到着した。隣接するビル同様、クラシックな5階建てのビルだがロビーは狭く、
受付は道路の反対側のビルにある。
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荷物を部屋に置き、休む間もなく近くのレストランANKERに行き夕食をする。
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夕食後、添乗員の I さんの案内で旧市街を1時間ほど散策することにした。
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町中には幾つもの噴水があり、いずれもみごとな彫刻が施されている。
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旧市街は赤レンガ屋根5階建てのビルが並び、今日か明日は国の祝祭日のようで、ど
のビルも国旗や州旗などが飾られている。
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旧市街の中心にあるのが門の上に設けられた時計塔。尖塔下と中ほどにある時計の横
のからくり人形は、毎時4分前に動き出すとか。
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塔を見てから時間まで周辺を回ってみることにした。古い建物の間をトロリーバスや
トラム(市街電車)の路線が入り交じり、ひんぱんに通過する。スイスは右側通行なの
で、日本とは反対方向からの車の確認をしなければならない。
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ビルの間の細い路地を抜けて南側の通りに回ると、ベルンのランドマークになってい
る大聖堂があった。1421年に着工して1893年までかかって完成されたスイス一の高さを
誇る尖塔とのことだが、いまは工事中で尖塔部分や1階の精巧な彫刻部分などが覆われ
ているのが残念なところ。
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ルになっているとか。議事堂前の広場には、平面から吹き出す噴水があった。
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中世のたたずまいを感じさせる旧市街はユネスコの世界遺産に登録されている。
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さらに旧市街を回り、日曜で閉店している商店街のアーケードを抜けたりして、20時
近く再び時計塔下に戻る。
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時計塔の北にあるコルンハウス橋に行き、旧市街をU字状に囲んで流れるアーレ川の
川沿いや北側斜面に広がる住宅地などを眺め、まだ明るい20時20分頃ホテルに戻った。
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【歩数 11,100歩(自宅から)】
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