2012年5月30日(水) (続き)
午後の行程は、今夜の宿泊地サンモリッツ(St. moritz)に向かうだけ。といっても、スイ
ス中南部のサースフェーからスイス東端に近いサンモリッツまでは約280㎞あり、途中
フルカ峠(Furkapass)とオーバーアルプ峠(Oberalppass)の2つの峠越えがあるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/bf/41b9dd11c926778195eb6dcf457eb01b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/60/a00bafa127582944269987fe066f0e71.jpg)
バスは北に進んでツェルマットへの分岐、ローヌ川沿いのVispまで戻り、ここからはし
ばらくはローヌ川沿いの国道19号線を上流の東北方に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/cc/683f8ea29fe6826a7fafba460876d3f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/fc/09e2d2122656913e90b43b8a67663528.jpg)
深い谷間の集落を見下ろしたり、残雪の山並みを眺めたりしながら進み、広い谷沿いの
低地に出ると牧草地にはタンポポなど黄色の花が一面に見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d7/59b2f1332d37d9ae914c09fac0451b17.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/30/1532309255cd10200a8f7d3884027c6b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/1f/8a596a8881d6b4f5dcd57004424b95f8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1e/ba4e7e66d79a89f7b4b9ec97754f3d0a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d1/3aa598f81de421b6112fcc4098a71a32.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/7d/7517f25194dea3c733995ca76ae84e95.jpg)
14時40分近く、フルカ峠の西側のOberwaldに着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b0/d1c96591ad2812c9e6f6ae935b637863.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c5/021ee8b14b4c365cf7a6c4e3676932ef.jpg)
この時期、標高2,429mのフルカ峠周辺はま残雪が多くて車道は通行止め。ここからは
カートレインと呼ぶ貨車にバスを乗り入れ、鉄道のトンネルで峠の東側まで抜けることに
なる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/70/5c85b2d7598f52a1d2785468b5dbbd24.jpg)
カートレインは15時前に出る予定。トイレに寄ってバスに戻ったが、聞いていた予定時
刻以前列車はに出発してしまい、しばらく待つことになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/a8/e0e7681ad7e2dc6ebe511072bcea1e56.jpg)
30分くらい待ち、ようやく折り返してきたカートレインが着いた。バスは車幅ぎりぎり
の貨車にバックで乗り入れ、その後ろ数両に乗用車が入り、15時40分頃発車する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/0c/c60f916dab182ab8ea06fa423b97b1c0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8d/b781a4d4a1cc7ff98eaf3f27dd6a3f43.jpg)
カートレインに乗ったバスは、エンジンを切って照明も消すので、この間車内は真っ暗
のまま通過する。列車は峠の下を長いトンネルで抜けて、16時頃トンネルの東側の駅に到
着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/c1/c058c9d3bb524679f917e092b98c92a9.jpg)
カーフェリーは日本にもあるが、カートレインは聞いたことがない。このシーズンなら
ではの貴重な体験だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/18/f4bdad003c76b0e2115af5a2adea4117.jpg)
再び国道に入り、線路に並行しながら進んで次のオーバーアルプ峠に向かう。牧草地
どを抜けて峠にかかると次第に残雪が増え、バスは右に左に急カーブを回って高度を上
げる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/4b/e28f332875ce25131ca4ac153cc32d1c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/2f/5650a76c58919facf510cc745774ef3e.jpg)
それにしても、急カーブの多いスイスでは日本のようなカーブミラーはほとんど無く、
ガードレールも少ない。その代わり昼間でも、自動車のほとんどはヘッドライトを点灯し
て走行している。
標高2,044mのオーバーアルプ峠を越えて、再び緑の牧草地から町並みへと下って行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ab/31fa7043f2dc668dafe002c7bbb65ceb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/ea/ebd7d7827030a580a24cf78301085b56.jpg)
峠の東側も国道19号が続き、国道に平行して線路敷きや電柱の新しい氷河特急の線路が
走っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1f/0bc21bc8ee3263d99260c94f7c354417.jpg)
峠を境に流れはライン川に変わり、下るにつれて川幅が増し水量が増える。ドイツを抜
けてオランダで北海に流れ込む、全長1,233㎞というヨーロッパの大河ライン川の源は、こ
の峠のあたりだとは知らなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/5f/18594db7951ef2ef89c5a4374c5ebe27.jpg)
峠から直線でおよそ60㎞ほど進んだあたりでライン川に分かれ、支流に沿って南に向か
う。15㎞ほど進んだThusisでさらに別の支流沿いに入り、明日氷河特急を下りる山村の駅、
ティーフェンカステル(Tiefencastel)駅の横を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/41/861d14f56d2245c2eb52b39994b7bafe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/8c/f366dc9015bf4174ed03e11aad7d68d6.jpg)
再び峠越の山道となり、バスは幾つものカーブを回って高度をあげ、雪山が近づく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/31/9b00085e64103fc56f640143164fcdad.jpg)
標高2284mの峠、julierpassを過ぎると下り道となり、静かなたたずまいのサンモリッツ
湖を右に見てサンモリッツの町並みに入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e5/51ce4be890650973ad9a9199bfebdf82.jpg)
中心街より南西にある、ホテルローディネラには19時35分に着いた。(歩数 10,800)
にほんブログ村
![](http://image.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_1317_1.gif)
海外旅行 ブログランキングへ
午後の行程は、今夜の宿泊地サンモリッツ(St. moritz)に向かうだけ。といっても、スイ
ス中南部のサースフェーからスイス東端に近いサンモリッツまでは約280㎞あり、途中
フルカ峠(Furkapass)とオーバーアルプ峠(Oberalppass)の2つの峠越えがあるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/bf/41b9dd11c926778195eb6dcf457eb01b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/60/a00bafa127582944269987fe066f0e71.jpg)
バスは北に進んでツェルマットへの分岐、ローヌ川沿いのVispまで戻り、ここからはし
ばらくはローヌ川沿いの国道19号線を上流の東北方に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/cc/683f8ea29fe6826a7fafba460876d3f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/fc/09e2d2122656913e90b43b8a67663528.jpg)
深い谷間の集落を見下ろしたり、残雪の山並みを眺めたりしながら進み、広い谷沿いの
低地に出ると牧草地にはタンポポなど黄色の花が一面に見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d7/59b2f1332d37d9ae914c09fac0451b17.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/30/1532309255cd10200a8f7d3884027c6b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/1f/8a596a8881d6b4f5dcd57004424b95f8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1e/ba4e7e66d79a89f7b4b9ec97754f3d0a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d1/3aa598f81de421b6112fcc4098a71a32.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/7d/7517f25194dea3c733995ca76ae84e95.jpg)
14時40分近く、フルカ峠の西側のOberwaldに着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b0/d1c96591ad2812c9e6f6ae935b637863.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c5/021ee8b14b4c365cf7a6c4e3676932ef.jpg)
この時期、標高2,429mのフルカ峠周辺はま残雪が多くて車道は通行止め。ここからは
カートレインと呼ぶ貨車にバスを乗り入れ、鉄道のトンネルで峠の東側まで抜けることに
なる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/70/5c85b2d7598f52a1d2785468b5dbbd24.jpg)
カートレインは15時前に出る予定。トイレに寄ってバスに戻ったが、聞いていた予定時
刻以前列車はに出発してしまい、しばらく待つことになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/a8/e0e7681ad7e2dc6ebe511072bcea1e56.jpg)
30分くらい待ち、ようやく折り返してきたカートレインが着いた。バスは車幅ぎりぎり
の貨車にバックで乗り入れ、その後ろ数両に乗用車が入り、15時40分頃発車する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/0c/c60f916dab182ab8ea06fa423b97b1c0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8d/b781a4d4a1cc7ff98eaf3f27dd6a3f43.jpg)
カートレインに乗ったバスは、エンジンを切って照明も消すので、この間車内は真っ暗
のまま通過する。列車は峠の下を長いトンネルで抜けて、16時頃トンネルの東側の駅に到
着した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/c1/c058c9d3bb524679f917e092b98c92a9.jpg)
カーフェリーは日本にもあるが、カートレインは聞いたことがない。このシーズンなら
ではの貴重な体験だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/18/f4bdad003c76b0e2115af5a2adea4117.jpg)
再び国道に入り、線路に並行しながら進んで次のオーバーアルプ峠に向かう。牧草地
どを抜けて峠にかかると次第に残雪が増え、バスは右に左に急カーブを回って高度を上
げる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/4b/e28f332875ce25131ca4ac153cc32d1c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/2f/5650a76c58919facf510cc745774ef3e.jpg)
それにしても、急カーブの多いスイスでは日本のようなカーブミラーはほとんど無く、
ガードレールも少ない。その代わり昼間でも、自動車のほとんどはヘッドライトを点灯し
て走行している。
標高2,044mのオーバーアルプ峠を越えて、再び緑の牧草地から町並みへと下って行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ab/31fa7043f2dc668dafe002c7bbb65ceb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/ea/ebd7d7827030a580a24cf78301085b56.jpg)
峠の東側も国道19号が続き、国道に平行して線路敷きや電柱の新しい氷河特急の線路が
走っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1f/0bc21bc8ee3263d99260c94f7c354417.jpg)
峠を境に流れはライン川に変わり、下るにつれて川幅が増し水量が増える。ドイツを抜
けてオランダで北海に流れ込む、全長1,233㎞というヨーロッパの大河ライン川の源は、こ
の峠のあたりだとは知らなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/5f/18594db7951ef2ef89c5a4374c5ebe27.jpg)
峠から直線でおよそ60㎞ほど進んだあたりでライン川に分かれ、支流に沿って南に向か
う。15㎞ほど進んだThusisでさらに別の支流沿いに入り、明日氷河特急を下りる山村の駅、
ティーフェンカステル(Tiefencastel)駅の横を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/41/861d14f56d2245c2eb52b39994b7bafe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/8c/f366dc9015bf4174ed03e11aad7d68d6.jpg)
再び峠越の山道となり、バスは幾つものカーブを回って高度をあげ、雪山が近づく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/31/9b00085e64103fc56f640143164fcdad.jpg)
標高2284mの峠、julierpassを過ぎると下り道となり、静かなたたずまいのサンモリッツ
湖を右に見てサンモリッツの町並みに入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e5/51ce4be890650973ad9a9199bfebdf82.jpg)
中心街より南西にある、ホテルローディネラには19時35分に着いた。(歩数 10,800)
![にほんブログ村 旅行ブログへ](http://travel.blogmura.com/img/travel88_31.gif)
![](http://image.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_1317_1.gif)
海外旅行 ブログランキングへ