2012年5月31日(木) (続き)
== マイエンフェルト(ハイジの村)を訪ねインターラーケンへ ==
サンモリッツ駅↓のキオスクをのぞいたりし時間を待ち、13時2分発の氷河特急アルブ
ラ線に乗る。
氷河特急は、サンモリッツとツェルマットを結ぶ全長約290㎞、所要約8時間の路線だが、
今日乗るのはそのうち東端のごく一部、1時間13分だけの行程である。
列車は、標高1,775mのサンモリッツから急斜面の山腹を少しずつ下って行く。
後部車輌だったので、右に左にカーブするたびに見える前方の車両を撮ったり、移りゆ
く谷間の景観を見下ろしたり、途中駅↓にカメラを向けたりと忙しい。
窓を開けたままで、何人もが代わる代わる移りゆく景色を撮りまくる。
プレダ駅(Preda)を出て、列車はやがてトンネルに入る。トンネルを抜けたところで、高
さ71mあり左に大きくカーブする、有名なラントヴァッサー(Landwasser)橋を渡った。
列車が橋を渡るところを撮りたかったが、反対側に座っていたので、振り返って撮るの
がやっとだった。
次の駅、山あいの標高884mにあるティーフェンカステル(Tierfencastel)に14時15分に
到着して下車した。
再び待っていたグリンデルドワルドバスに乗り、北に向かう。
クール(Chur)でライン川沿いに出て、さらに高速道路を北に進み、ティーフェンカステ
ルから約55㎞のマイエンフェルト(Maienfeld)に入った。
ここは、名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」の故郷のひとつといわれるところ。
マイエンフェルトは、北に5㎞ほどで隣国リヒテンシュタインとの国境、東側もオース
トリア国境に近く、スイス東部の標高500~600m台の地にある。
バスは細道を入り、最初に「ハイジの泉」を訪ねる。
泉というと谷間から湧き出しているのかと思ったが、広々とした芝生地の一角にある石
の彫刻から湧き出しているのがそれ。
観光的に造られたもののようで、ちょっとイメージが違った。でも、ゆったりとした周
辺の景観はハイジの故郷にふさわしい。
私たちと同じグリンデルドバスで回る、関西方面のツアーグループも来ていた。
さらにバスは、行き違いが出来そうもない細道をくねくねと進んで、「ハイジの家」の
ところに行く。
アニメのハイジの家をイメージして造ったものらしく、家の中に中に入るのは有料だが、
外から一巡して入館は省いた。
1軒だけの土産店をのぞいたり、そばの牧場にいるヤギの群れを眺めたり、周辺の山並
みや集落を一望したりしてひとときを過ごし、16時20分にハイジの村を後にする。
バスは今日の宿、インターラーケン(Interlaken)に向かう。西方に約195㎞の道のりで
ある。
高速道路3号線を進むと北側にWalen湖が現れ、さらに進んでより大きいチューリッヒ
(Zurich)湖↓が見えてくる。
湖畔の住宅や、緩やかな起伏を見せる牧草地などの気持ちよい展望が続く。
三日月型に長いチューリヒ湖の、中間くらいで湖から離れて南西に向かう。小さい峠を
越えてZugの町並みを抜け、Zuger湖の北側を回って高速道路をルツェルン(Luzern)に向
かう。
ところが夕方のラッシュ時にかかったのか、高速道はのろのろ状態となりなかなか進ま
ない。5日間回ってみて、道路も鉄道も発達していると理解したスイスでは初めてのこと
で予想外だった。
でも渋滞は20分前後で解消し、その先のパーキングエリアSt.Katharinaでトイレ休憩と
なり、ホッとする。18時15分頃パーキングエリア↓を出た。
その後は順調に進み、山間をAlpnacher湖やSarner湖、さらにブリエンツ(Brienzer)湖
沿いに進み、連泊するインターラーケンのホテル、カールトンヨーロッパ(Carlton Europe)
に19時40分頃に着いた。
荷物を開ける間もなくホテルのレストランで夕食となり、21時過ぎ夕食を終える。外は
まだ明るいので、食後少しの散策に出る。
道路を挟んで前方にもクラッシックな造りのホテルがあり、ホテルに接したイギリス公
園に沿って、アーレ川が豊富な流量れを見せている。
公園の先には新しいユースホステルが出来ていて、さらに進むとインターラーケンオス
ト駅。
停車していたドイツ国鉄直通の特急列車を見て、21時半頃、ホテルに戻った。
(歩数 10,300)
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== マイエンフェルト(ハイジの村)を訪ねインターラーケンへ ==
サンモリッツ駅↓のキオスクをのぞいたりし時間を待ち、13時2分発の氷河特急アルブ
ラ線に乗る。
氷河特急は、サンモリッツとツェルマットを結ぶ全長約290㎞、所要約8時間の路線だが、
今日乗るのはそのうち東端のごく一部、1時間13分だけの行程である。
列車は、標高1,775mのサンモリッツから急斜面の山腹を少しずつ下って行く。
後部車輌だったので、右に左にカーブするたびに見える前方の車両を撮ったり、移りゆ
く谷間の景観を見下ろしたり、途中駅↓にカメラを向けたりと忙しい。
窓を開けたままで、何人もが代わる代わる移りゆく景色を撮りまくる。
プレダ駅(Preda)を出て、列車はやがてトンネルに入る。トンネルを抜けたところで、高
さ71mあり左に大きくカーブする、有名なラントヴァッサー(Landwasser)橋を渡った。
列車が橋を渡るところを撮りたかったが、反対側に座っていたので、振り返って撮るの
がやっとだった。
次の駅、山あいの標高884mにあるティーフェンカステル(Tierfencastel)に14時15分に
到着して下車した。
再び待っていたグリンデルドワルドバスに乗り、北に向かう。
クール(Chur)でライン川沿いに出て、さらに高速道路を北に進み、ティーフェンカステ
ルから約55㎞のマイエンフェルト(Maienfeld)に入った。
ここは、名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」の故郷のひとつといわれるところ。
マイエンフェルトは、北に5㎞ほどで隣国リヒテンシュタインとの国境、東側もオース
トリア国境に近く、スイス東部の標高500~600m台の地にある。
バスは細道を入り、最初に「ハイジの泉」を訪ねる。
泉というと谷間から湧き出しているのかと思ったが、広々とした芝生地の一角にある石
の彫刻から湧き出しているのがそれ。
観光的に造られたもののようで、ちょっとイメージが違った。でも、ゆったりとした周
辺の景観はハイジの故郷にふさわしい。
私たちと同じグリンデルドバスで回る、関西方面のツアーグループも来ていた。
さらにバスは、行き違いが出来そうもない細道をくねくねと進んで、「ハイジの家」の
ところに行く。
アニメのハイジの家をイメージして造ったものらしく、家の中に中に入るのは有料だが、
外から一巡して入館は省いた。
1軒だけの土産店をのぞいたり、そばの牧場にいるヤギの群れを眺めたり、周辺の山並
みや集落を一望したりしてひとときを過ごし、16時20分にハイジの村を後にする。
バスは今日の宿、インターラーケン(Interlaken)に向かう。西方に約195㎞の道のりで
ある。
高速道路3号線を進むと北側にWalen湖が現れ、さらに進んでより大きいチューリッヒ
(Zurich)湖↓が見えてくる。
湖畔の住宅や、緩やかな起伏を見せる牧草地などの気持ちよい展望が続く。
三日月型に長いチューリヒ湖の、中間くらいで湖から離れて南西に向かう。小さい峠を
越えてZugの町並みを抜け、Zuger湖の北側を回って高速道路をルツェルン(Luzern)に向
かう。
ところが夕方のラッシュ時にかかったのか、高速道はのろのろ状態となりなかなか進ま
ない。5日間回ってみて、道路も鉄道も発達していると理解したスイスでは初めてのこと
で予想外だった。
でも渋滞は20分前後で解消し、その先のパーキングエリアSt.Katharinaでトイレ休憩と
なり、ホッとする。18時15分頃パーキングエリア↓を出た。
その後は順調に進み、山間をAlpnacher湖やSarner湖、さらにブリエンツ(Brienzer)湖
沿いに進み、連泊するインターラーケンのホテル、カールトンヨーロッパ(Carlton Europe)
に19時40分頃に着いた。
荷物を開ける間もなくホテルのレストランで夕食となり、21時過ぎ夕食を終える。外は
まだ明るいので、食後少しの散策に出る。
道路を挟んで前方にもクラッシックな造りのホテルがあり、ホテルに接したイギリス公
園に沿って、アーレ川が豊富な流量れを見せている。
公園の先には新しいユースホステルが出来ていて、さらに進むとインターラーケンオス
ト駅。
停車していたドイツ国鉄直通の特急列車を見て、21時半頃、ホテルに戻った。
(歩数 10,300)
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