柔らかい春の陽ざしをいっぱい浴びて木立のなかでひっそりと咲いているカタクリの花、そして淡いブルーのエゾノエンゴサク所々にピンクと白が混じっている まるでじゅうたんを敷き詰めたよう!!
エゾノエンゴサク カタクリ
小川のせせらぎに耳を傾ける と其処には黄色のエゾノリュウキンカが鮮やかな色で目をたのしませてくれる あれあれ!すこ~し 離れたところに、 水芭蕉もザゼンソウも・・・「うわぁっ嬉しいすごい」
水芭蕉 ザゼンソウ この二つエゾノリュウキンカ
突然”キキッ”と鋭い声が牽制してくる・・・あれは、ヒヨドリでしょう「あなた達の邪魔をしないから怒らないで・・」 只今特訓中のウグイスの幼鳥でしょうか?舌っ足らずの囀りが微笑ましい「もう少しよ ガンバレ」
此処は小さな町の山の中です。散策路と言える程立派な路ではありません。自然の儘と言ったほうが良いでしょう・・ 雪の重みで倒れた樹が路を塞いでいる その樹の枝に新芽が出てます 生きる為に必死です。 「すごい」 これぞ、”生きる姿” 胸に ジ~ンときました。 偶に人に出会うことがあるお互い「こん日は!」と声を掛け合いながら通り過ぎる。 と 又元の森閑とした 様に戻る。
私は、この場所が好きです。特に春のこの時期がよい。 何をするでもなく、只山の中の自然に触れ合いながら歩く・・・単調な自分達の足音と 小鳥達の囀りを確かめながら!!
人間関係の煩わしさもなく、思いっきり自然を堪能出来る倖!生きている「証」なのでしょう・・・一寸疲れ気味だった神経も、優しい花々に囲まれて、尖っていた神経が丸くなる?不思議・・
ゴールデンウイークのなか日、 自分達の為に山歩きをしました。 明日からの”英気”を養う為に・・・。