『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

蕗の薹

2009-03-31 14:45:40 | Weblog

 

          
     鴨の親子        蕗の薹      白鳥の親子

 

 春の柔らかい陽ざしに誘われ「蕗の薹」を探しに行って来ました。

 千歳川に沿って川岸をあるきます。川面を渡って吹く風は本当に冷たい。

 それでも、鴨の親子は、体を寄せ合いながら、泳いでいます。
 白鳥の親子も肩を並べて、楽しそうに泳いでいます。

 何故か人間社会では、身の毛のよだつような悲惨な虐待があって、幼い子供が尊い命を亡くしています・・・

 幾ら考えても私には、理解できない。子供って本当に純粋で無防備で、目をキラキラ輝かせながら、「どうして?どうして・・・」 を繰り返してくる。

 面倒な時もあります。があの真剣な眼差しには負けて、一緒に本を開きながら、遊んでいます。

 冷たい川の流れを見ていると、人間の儚い親子関係が哀しい・・・

 

 今日は、この事を考えに来たわけではありません。

 蕗の薹を探しに来たのです。私が動かないので、夫は呆れて、せっせととってきました。

 今夜は春の香りいっぱいの蕗の薹が嬉しい・・・
ご近所にもおすそ分けします。