平安朝の貴人たち
久し振りに古い本を引っ張り出しました。大事に扱わないと表紙が
破れてしまいそう・・・
平安朝時代の女性が書いたものです。
「藤原道長」の栄華を描いた歴史物語。
この「栄華物語」の作者は不詳のようですが、全40巻のうち30巻は
「赤染衛門」と言われています。
「道長」の生き方は、嫌ですがこれを書いた作者の鋭い観察力・・・
暑さで汗を流しながら読みました。
そうは言っても全巻ではありません。
紫式部や清少納言に触発されたのでしょうか?
《やすらわで寝なましものを 小夜更けて
かたぶくまでの月を見しかな》
赤染衛門の詠みです。