風が冷たい・・・
靜かに 靜かに烟るようにふっている雨・・・
秋雨って言うにはちょっとはやいかな?
こんな日は ウンとウンと賑やかにお喋りしたいけど・・・
相手になってくれるのは、タヌくんだけ・・・時々スズメが餌を啄ばむ
のを止めて、わたしを見てる・・・
タヌが「かぁさん、秋が嫌いなのはボクも おんなじさ・・・だって寒い
冬はじ~っと雪のなかにいるんだよ・・・その前触れだもんね」
タヌの気持ち判らないわけではないけど、
「キミには庭の管理と言う役目があるし・・・タヌくん役目があるってす
ごいことなんだよ」
庭の石楠花の葉っぱが黄色くなってきた。
病葉ではなく、役目を終えた葉っぱが靜に散っていく。
後、何度こんな光景がみられるのかな?