音もなく靜かに烟る庭・・・ 皐月5月は五月雨(さみだれ)に烟りながらの始まり・・・
庭の置石が艶やかに輝やきをまして何ともいえない良い色・・・。
冬の間ひたすらじ~っと耐えていた木々たちが5月に一気に芽吹き、この雨で一段と緑を濃くして、深呼吸をしている。
明けぬ夜はない!と言う、それと同じに必ず春は巡ってくる大好きな春が・・・
雨降りです・・・寒くはないけど・・・雨降りは寂しい・・・
いのち |
繁殖力も弱く、草丈も低い野草たちは、 |
春の雪解けを待って一番に小さな花を咲かせる。 |
うかうかしていると、生い茂る他の野草たちに飲み込まれてしまうからだ。 |
大事な花粉を運んでくれる虫たちもまだ少ない時期に、 |
精いっぱい可憐な花をつけて何とか生きようとする・・・・・・ |
けなげで、したたかで、愛くるしく、たくましい。 |
抱きしめてやりたくなる。 |
回り道のうたから・・・