『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

「あなた」今年も「生」ある限りメールするね…返事は絶対ないけど…

2016-01-05 14:13:11 | Weblog

                          
                                          2016-1-5-庭の様子 午後1時

 

   あなた

 遅れ馳せながら、「新年おめでとうございます」新しい年を迎えること

 出来ました。

 「倖せ」と思います。

 今日の我が家の庭です。

 柔らかな陽ざしが仄々と心に沁みてきます。

 今年もよい年であってくれますように… 

 この齢になっても、まだ願い事があるって…半ば呆れていますが…

 あなたも何故か?充分判っているよね…

 口に出すと、なくなるようで…

 心の中で念じています。

 夢って本当に不思議!

 何の躊躇いもなしに話が出来るものなのです。

 喋る人・聞く人、不思議は全くなく、話が繋がる。

 「だけど、何処へ行っていたの?随分さがしたよ」の、答だけは帰って来ず。

 眼が覚め、あぁやっぱり夢だったんだって。

 淋しさより虚しさが「ジュワ~」って、広がるの…。

 こんな思いをしながらの、新しい年の幕開けです。


 先ほど、知り合いが、ご挨拶に見えました。

 今の職場を辞めて新しい職場に移るとの事。

 どうか何処へ行っても、お身体に、お気をつけくださいって。

 心からそう思う。

 行く人、来る人。

 そのうちに、忘れられるひと!

 だけど、これではちょっと、さびしいんじゃないかな…

 『かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ 

          さしもしらじな もゆるおもひを』  (藤原実方朝臣)

 あなた

 今年も「生」ある限りメールするね…返事は絶対ないけど…

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 
  

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿