2016-9-5- 「野菊」
あなた
オイランソウと隣同士仲良く咲いている「野菊」可愛いでしょう…
この花が咲くと秋の風情が一入深く感じられます。
花言葉=「無常の美」「忘れられない思い」など…
目立たずにヒッソリと咲く花で、この庭の中でもただ、ヒッソリと…
「タヌ」が愛おしそうに、眼を細めている。
音もなく霧雨がふっている。
一雨ごとに秋の侘しさもまし…遣り切れない…切なさに…
胸のおくがキュン…って。
勁く(つよい)なるって心の中で誓ったけど…
これもまた泡沫で(ゆめ)で終わってしまいそう…
天候の所為でしょう…傷跡がうずく様に重く、痛く、足までが腫れている。
重い足を一歩また一歩、引き摺っての洗濯。
何時になったらシャキッと出来るかな?
庭の「秋明菊」を花瓶にさしてみる。
優雅に咲いているので、切り花にしても、何処か気品が漂って…
今日も初秋の一日が始まる…
ときどき、バシャバシャって何かにぶつかる雨音…
淋しい音です。
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