『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

今年も残り僅か…過ぎた日々を振り返ると、随分いろんなことが頭を駆け巡る。

2014-12-13 13:12:11 | Weblog

                       

   あなた

 何時も穏やかな顔のお地蔵さん。

 何かあって哀しいとき淋しいとき、あなたの写真とお地蔵さんを交互に見てると

 不思議と心穏やかになって…どれだけ癒されることでしょう。

 今年も残り僅か…過ぎた日々を振り返ると、随分いろんなことが頭を駆け巡る。

 あなたと一緒に楽しんだ人、親しくしてた人、鬼籍に入りました。

 ここにはもう籍がありません。

 淋しいです。

 そういう「わたし」もう入口近くにいるのかも?

 「ジタバタ」しないって思ってます。

 《あらざらむ このよのほかの おもひでに いまひとたびの あふこともがな》

                                    和泉式部

 『私はもうすぐ死んでしまうことでしょうが、私のあの世への思い出になるように、

  せめてもう一度なりともあなたにお会いしたいのです 』

 「和泉式部」恋の多い人と言われています。

 どうであれ、素晴らしい和歌とおもいます。


 炬燵に潜り込み誰にも邪魔されず好きなだけ自分勝手に
遥か千年の昔へと飛んで行けます。 

 至福のひと時。

 今日は薄日が射しています。雪は降ってません。

 午後になり、またお陽さんは雲の彼方へと…隠れてしまいました。

 あなた

 これが今の季節模様…

 冬になったばかりなのに!「春」が恋しい…

 

 

 

                              

 

      

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿