『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 ”哀しくって寂しい~”

2011-06-15 17:01:23 | Weblog

       

      

   病室が狭く感じる・・・いろんな管が手と言わず足と言わず、そして動脈にも・・・体中に針であったり管であったり・・・

   「〇〇〇〇〇・・・つらかったね」頑張ったね~」

   「 この針や管をはずしてほしい・・・」何度言われたことでしょう・・・

   願いも虚しく逝ってしまった。

   孫が「がんばって~~」と大きく書いたメールを見てうれしそうに・・・笑っていたっけ・・・先生も看護師さんも、褒めて

   下さるので満足そうな顔で、何度も見上げていました・・・。

   あまりにも、儚く・・・まだ未だに「ただいま~」っと帰ってきそう・・・

   人間の一生がこんなにも呆気ないなんて・・・置いて行かれた私はどうなるの?一人では何も出来ない人なのに・・・

   よ~く知っているのに・・・

      愚痴を言っても帰ってきてはくれない・・・夜中にふと眼がさめる・・・何度寝返りをうつことか?・・・ 

 

 

 

 


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2 コメント

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ご冥福をお祈り致します (kami)
2011-06-15 21:15:05
人間の一生なんて本当に呆気ないんですね・・・

まだまだやりたい事があったでしょうしkeiさんを

残して逝っちゃうなんて本人が一番心残りだったと思います。

何と慰めていいかわかりません・・・

ご冥福をお祈り致します。

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有難うございます ( kei)
2011-06-16 08:31:54
  kamiさん

 先日はわざわざお参り頂きまして有難う御座いました。
 きっと、草葉の陰で頭を下げている事と思います。

 居なくなってしまうと、優しくしてくれた事だけが思いだされ・・・駄目ですね・・・
  
 有難う御座いました。
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