『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

師走になりました寒いです。

2011-12-01 16:02:07 | Weblog

             

                            

     あなた

 今日から師走・・・これが早いのか遅いのか?何だか判らない・・・ただ「ボウット」と過ごしていました。

 庭のタヌも雪を被って寒そう・・・あなたの帰りを待っているみたい・・・

 ここ2・3日少し疲れた感じ・・・。いくら話しかけても返事がない・・・虚しいです。

 庭も白くなってしまいました。

 どうしても済まさなければならない用事があり、気をつけながら、ゆっくりっゆっくり歩いて行ってきました。何時もなら私 

 の右側で手をかしてくれたひと・・・そんな風に思うと何だか泪がでてきちゃった。只、下をみて一生懸命あるいた・・・転 

 ばないようにして。

 人もなき 空しき家は 草枕 旅にまさりて 苦しかりけり  

  妻いない 空しき家は 草枕 旅にもまして 苦しきものなり

  旅よりも 空しいものぞ 妻のいない家

            万葉集より

 この和歌は妻に先立たれた人の心境でしょうが、夫だって同じことが言えると思う。

 尤も、旅と言ったらひたすら、歩くしかなかった頃の事です現代では考えられませんが。

 一人がこんなに寒いとは・・・あなたも其方で寒いのしょうか?。

 何をどんなに頑張ればよいのか?判らないけど、私にかせられた事全うしなければ・・・それだけ。

 

 

  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿