あなた
可憐な「ツボサンゴ」
あまりにも華奢で
雨や風に叩かれて
地面に伏せてしまい
下手乍ら
支柱をたて
結わえました
上手下手は別として
やれば出来るものですね……
我ながら感心してます
今日も黒い雲が空を
覆っています
初夏を忘れてしまったみたい～～…
生きてるって
本当に色んな事があります
わたしは
倖せ～～って思うよ～～…
あなたを偲びながら
メールをおくってますが……
只々
泣いて暮らしている人も
いっぱい…
気持ち痛いほど
わかる……
でもね～～
帰っては来ないんですよね
八年経って
ようやく
わかりました
でも
逢いたいなぁって……
やっぱり
思うよ～～…
たまたま今日
そんな人と
話したの～～…
手助けはできない……
自分で
超えなきゃならない～～…
寂しくって
哀しいけど～～
わたしまでが
すごく
寂しい～～…
あなた
水無月の「芍薬」です
可愛く咲いてますよ～～
あまり暖かくないお天気
家の中に閉じこもっています
することは
いっぱいあるのですが
何もしたくない
本を
繙きました
「祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」
「祇園精舎の鐘の音は、諸行無常を表している。
沙羅双樹の花の色は、盛者必衰の理を表している。
威張っていた平家も今では懐かしい。まるで春の夜の夢のようだ。
どんなに勢いのあった者でも最後には滅びるさまは、風に飛ばされる塵と同じだ。」
平家物語の冒頭です
何度読んでも
すぐには
読み切れない
ほんの少しづつ…です
泡沫の夢～～…
今日もわたしは
あなたの前で
グチグチと独り言
考えること
しなきゃいけないこと
いっぱい…
あるのに……
何もできない……
また
今日も
明日に繋げます
あなた
お向いのおじいちゃまが
植えて下さった
「ジャーマンアイリス」です
大きい……
見事です
雨に濡れ
しっとりとしている姿…
ひと際
見事です……
あなたの所からも
見えるでしょう……
この二・三日
身体の調子が
あまりよくない
わたしです
風邪を引いたのかなぁ……
喉が痛い
咳がでる
夏風邪ですね
身体が
カッタルイ…
でも
食欲はあるから…
まぁ
良しとしましょう～～
もう少し
太ると
いいのですが…
これは無理みたい……
雨模様の天気です
何となく
昏くって～～…
心の中が
寂しくって…
あなたの前に
ず～っと座って…
グチグチ言ってます
あ～した天気にな～れ
2019-6-12
あなた
「黄色いボタン」です
例のごとく
重たげに首を
下げたまま咲いてます
よほど
重いのでしょう……
あなたのいる頃より
増えた様に思います
やっぱり
豪華な花です
傍には
「芍薬」が咲いてる…
この花も
華やかな花です
「牡丹」と比べる事はできない
どちらも
鮮やかです…
雨がパラツイてきました
例年
「ライラック」の咲くこの時期
寒くって
リラ冷えって言ってます～～よね……
曇ってます
ドンヨリと
昏い……
お向いの
おじいちゃま
わたしの
知らぬ間に
「ヒトリムスメ」を
植えて下さった様です
可愛らしいお花です
感謝です
昏いまま
今日も
終わっていく様です……
あなた
「アッツ桜」です
可愛くって
可憐なすがたが愛おしい
爽やかな
初夏の風
ちいちゃな花畑は
夏の花が
蕾を
膨らませています…
昨日の続きの今日なのだと
つくづく思ったよ…
３年前
手術した時
病院で介護の仕事をいて
いたと言う方に
巡り会いました
わたしも
お世話になった様です
あの時のことは
殆ど
覚えていない
わたし…
今
思い出しても
痛かった～～…ことだけ…
ひと晩は地獄のようだった…
それを
彼女は知っていた……
「随分お元気になりましたね～～」って
こんな形でお会いするなんて～～
だから
色々な事が……
ず～っと
続いています…
健康の有り難さが
身に沁みます
折角たすけて頂いた「いのち」…
大事に
使わせて
頂きます
追伸
あなた
明日も元気でがんばるから～～…
2019-6-1
あなた
「ツキヌケニンドウ」が
枝も折れんばかりに
咲きました
オレンジ色がとっても素敵…
去年年は
あまり咲かなかったので
その
埋め合わせでしょうか～～
ご近所の人たち
「いいね～」って…
窓から見える
オレンジがいいって…
褒めて下さるので
お花も
心なしか
嬉しそうに
揺れていた
褒められる度に
嬉々としている
我が家の花たち～～…
昨日に続く今日も
小さな庭の花たちは
精いっぱい
咲き競ってる
あなたのいない今
慣れないわたしが
庭の
草毟り
あちこちが
痛くって～～
でもその分
お花の可愛さも一入……
頑張るね～～
2019-5-29
あなた
小さくて
星の煌めきの様な
「高山アヤメ」です
周りを気にしながらも
思いっ切り
葉っぱを
広げています…
風も穏やかになって
初夏らしい
爽やかな日です
こんな日は
ひとりが
切ない……
あなたがいたら
何処かへ出かけ
野の花を
楽しんでいたことでしょう……
何年経とうと
そんな
思いだけは
消えることなく
より深く
思い出に
食い込んでくる
大概のことは
月日とともに
消えてしまうけど
あなたが
居なくなった
事実だけは
月日を重ねる毎に
より深く
鮮明になって～～…
つい
「淋しいな～」って
口を突いてしまう
この
淋しさだけは
どうしようもなく…
あなたの前での
独り言……
命ある限り
此のことが
続いていくのでしょう～～…
それでも健気に
元気をふるまってる……
わたしが
愛おしい……
2019-5-28
あなた
「トラのオ」も
これだけになりました
寂しいものがあります
家の中では
暑くもなく
寒くもなく
丁度いいいい感じの
日ですが
ひとたび
外に出ると
風が冷たく…
”あぁ寒いんだ～～”って
そんな
感じの日
今日も
色んな事があり…
心
落ち着かず
慌ただしく
終わりそうです
あなたの写真と向かい合い
例のごとく
ブツブツ独り言
きょうの
あなたは
返事をしてくれたような………
そんな
複雑な気持ち……
庭の花も
一つが終わり
また
一つが咲いて
彩りを添えてくれる
嬉しいです
静かな夕暮れ…
あしたが
きっと
良い日であります
ように～～…
2019-5-29
あなた
「レンゲツツジ」の
黄色が鮮やかです
雨に濡れ
しっとりとした
色合いです
雨が降ってます
昏～い空模様
大粒の雨になってきました
庭の花たちも
風に叩かれ
雨に晒され…
可哀想……
弱々しい花は
折れそうに
下を向いています…
わたしには
為す術がない……
ガンバッて
ガンバッて……
元気だしてよ
何時もの様に
シャンと
立ち上がってよ…
お願い……
あなた
こんな日は
本当に
寂しいよ
何ですか
夕方の様に
昏い
気持ちも
昏～い
ん
元気
出すよ～～…
あなた
シトシトと静かな
雨です
ちいちゃな庭の花たちも
喜んでいます
でも
雨が降りだすと
肌寒く感じ
カーディガンを羽織り
只管
我慢我慢……
「ニッコウキスゲ」の葉っぱに
雨露が溜まり
時どき
思い出した様に
コロコロと
葉先から
落ちていく様～～
静かな
雨って
いいなぁ～～…
何となく
こんな日は
いいなぁ～って……
気持ちまでが
潤って
楽しかった頃の
事…
に
浸っています
