[実践]
B-1 首の後背部筋のストレッチング
両手を外回りにネジ込むように捻りながら前下方に押し出していき(掌は上向きとなる)、両腕で両肩を前下方向に引き下げるようにします。同時に首は直に保つようにして、顎を引き、頭頂を真上に突き上げていきます(写真1)。その際、足がやや爪先立ちになるような感じで、頭部を天に向けて真上に突き上げていきます。肩と頭頂が引っ張り合う形で首の後方の筋群にストレッチを掛けることになります。この状態でゆっくりと呼吸(深長呼吸)を2,3回行うようにし、息を吐き出すときに頭の天辺を突き上げていくようにするとより効果的です。首が屈曲しないように注意しましょう。先のイメージ図で、鍋の取っ手部分が頭の後部天辺に相当することになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ab/22ab7b117eaa23b88db87d6844e3b767.jpg)
B-2 首の前部筋のストレッチング
両手を親指で誘導して内回りにネジ込むように捻りながらやや後下方に押し出し、肩をその方向に引き下げます。同時に後頭部を下方向に、下顎を前上方にグーツと上げていき、背伸びをするようにします(写真2)。肩と顎とが引っ張り合いして首前部の筋群にストレッチを掛けるようにします。この状態でゆっくりと呼吸(深長呼吸)を2,3回行うようにし、息を吐き出すときに下顎を前上方向に突き上げていくようにするとより効果的です。顎を真上に挙げると、頭部が後方に倒れ、首が後屈することになります、そうならないように注意しましょう。先のイメージ図で鍋の取っ手部分が顎に相当することになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/67/d47b50b3875b6b0cc2c5189fdaf7522e.jpg)