大いに話題になった長編小説が原作です。
ピアノコンサートを舞台にしたシンプルなプロットの作品で、穏やかトーンの物語がいいテンポで進んでいきます。
キャスティングもよかったですね。主役の松岡茉優さんの自然体の演技をはじめとして、共演の森崎ウィンさん、新人の鈴鹿央士さんもそれぞれの役柄にとてもよくマッチしていました。
あとは、ベテランの脇役陣。斉藤由貴さんはもちろん、鹿賀丈史さんの大御所としての存在感と時折見せる優しさ、そして主人公の過去と現在をつなぐ平田満さんの立ち位置もホッとさせてくれますね。
映画ではかなりのウェイトをピアノ演奏のシーンが占めていたのですが、このあたり原作の小説ではどう表現していたのでしょう。機会があれば原作も読んでみたいと思います。