「マーベルコミック」のヒーロー「キャプテン・アメリカ」の実写版です。
ちょっと前に、第1作目の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」を観ましたが、本作品はその続編です。第2作目は第1作目に比べてレベルダウンするのが通常ですが、本作はよくできていたと思います。
大体のストーリー展開は誰もが予想できるものですが、そういった素直なつくりは、今時貴重です。奇を衒わず正攻法のエンターテインメント作品に仕上がっていますね。
戦闘シーンも、過度にセンセーショナルな映像はなく、それでいて充分迫力のある絵になっていました。
本シリーズの大きな成功要因は、正邪、敵味方をはっきりさせた登場人物の明確な性格付けにあるように思います。主人公は徹頭徹尾 “いい人” です。そして仲間たちも “爽やか系” です。
今回は「ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ」が大活躍でしたが、スカーレット・ヨハンソンの輝きは見事でしたね。
あとは、コビー・スマルダーズ。美味しい役どころです。これなら人気沸騰も納得でしょう。