いつも聞いている大竹まことさんのpodcastの番組に著者の鎌田實さんがゲスト出演していて、本書の紹介をしていました。
鎌田さんの著作は今までも何冊も読んでいるので、だいたいの内容は想像できるのですが、とはいえやはり最新刊の現物にもあたっておこうと思った次第です。
で、読み通してみての印象。
いつもながらの鎌田さんのアクティブな姿勢は健在でしたが、正直なところ、新たな気づきは特にありませんでした。鎌田さん自身の入院治療体験を踏まえた「老い」との付き合い方や、第二、第三の人生にチャレンジしている方々の生き様が紹介されています。
この本でも、「自分のやりたいことを見つけて、自由にやっていきましょう」という鎌田さんのメッセージは不変です。
ただ、私のような視野も狭く経験にも乏しい人間の場合は、そもそも「自分のやりたいこと」を見つけ出すのが難しいのです。
「さて、何をやろうか」と考えているうちに、時間は飛ぶように過ぎていきます・・・。こればかりは “人任せ” にはできないのですが。