原作は辻仁成さんの小説です。
好みの問題ではありますが、こういった “現実感のないいい加減な主人公” が登場する話には全く入っていけません。
個別のエピソードも “ わざとらしさ 感”満載で、これまたいただけないですね。 空港のシーンとかは有り得無いでしょう。このあたり、 原作がそうなのか、映画化した時の演出がそうなのか・・・。
こういうグダグダのストーリーの収束もお決まりのパターンで、 これにも閉口です。
その中で、主役を演じた中山美穂さん、 メリハリの利いた立ち居振る舞いで良かったと思いますね。 女優さんとしての力量は確かでした。