おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

浅草で見つけたプリン

2007年07月26日 | デザート

 浅草の町はいつも観光客でにぎわっています。確かにいろんなお土産屋さんがあり、沢山の美味しい食べ物屋があり、四季の移り変わりがありと、その時々のいろんな顔を見せてくれます。 
 浅草の有名な天丼のお店「大黒家」で腹ごしらえをし、ぶらり散歩をしていました。雷門から入る仲見世通りが定番ですが、以外に裏路地にも誘われるお店があります。
 そんな細い路地を右往左往して、うなぎの臭いや天麩羅の臭いなどお腹をもう一度誘うような雰囲気の中、やはり何か甘いデザートを食べたくなりました。この江戸情緒漂う中で思い浮かぶのは、やはりあん蜜やぜんざいなどの腰を据えて食べるものがほとんどです。 僕としては軽く胃袋を癒してくれるだけでいいのです。そんな時雷門通りを、国際通りから雷門に向かって歩いていると、反対側にオオゼキというスーパー?が有りました。夕方ということもあり、お店のネオンが結構インパクトがあり目が行ってしまいました。右を見て歩いていた僕はそのまぶしさの反動で、左側の少し暗く落ち着いた路地に目をやりました。本来ならそのまま雷門通りを歩いていくつもりでしたが、その路地に心誘われるものが目に入り足が止まっていました。それは「浅草シルクプリン」の文字でした。  

                      シルクプリン

 ご覧のような小さい一坪くらいのお店ですが、目を引く輝きを感じました。覗いて見ると以外に種類があり、黒ごまやマンゴーなどお客様を迷わせてくれる品揃えです。やはりこの店の味を知りたくて、定番かつ売りでもある「シルクプリン」を買いました。小さいビンに入って¥300は高いか安いか・・・それは食べてからの判断です。

                       シルクプリン2  

 早速車に戻り軽くスプーンを刺して見ました。ここで固いプリンが好きな人と、柔らかめが好きな人の好みが分かれます。このシルクプリンは少し柔らかいです。すくった感じは普通の柔らかさに見えましたが、口の中に入れた瞬間それはまろやかさに変わりました。それもとけて行くように柔らかく、しっとりと舌の上を覆っていきました。「うーん美味い!」の一言です。甘さはそれ程甘くなく丁度いいかな?(好みですが)それにもう一つ演出してくれるのが、ビンの下にあるプリンの定番のキャラメルです。これも予想に反して独特な味でした。普通は甘さのレベルで判断しますが、これに関しては苦さの深みが加わります。その辺で売っているプリンでは味わえない、甘さの中に濃くのある渋い大人の苦甘い物を感じました。
 これは¥300の価値はあります。一度食べてみてください。

 

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