たい焼きを探しに、愛知県碧南市に来ました。この碧南市(へきなんし)ですが、はじめに耳にした時、いま一つ位置がわかりませんでした。愛知県の地図で示すと、衣浦湾を挟んで知多半島の半田市の対岸に、碧南市があります。電車で行くとしたら、名鉄知多駅で名鉄三河線に乗り換え、終点にあるのが碧南駅です。その碧南市にあるたい焼き屋さんに行ってみました。
名鉄碧南中央駅の近くに、碧南市役所があります。駅から市役所に行く間に、今回のたい焼き屋さんがあります。そのお店は大浜製餡所と言い、自家製の餡子を製造販売しています。大浜製餡所さんでは100gから餡子の小売りをしていて、地元のお客さんは餡子を買っていくようです。なのでお店の外見は、よく見るたい焼き屋さんの雰囲気ではありません。でもお店には、「あんこやさんのたいやき」とちゃんと書かれてあります。
お店の中に入ると、勿論イートインスペースは無く、餡子商品を販売する窓口があるだけです。僕の目的はたい焼きです。でもここ大浜製餡所さんでは、常にたい焼きを焼いているわけではありません。だって製餡所ですから。お店の中にも書いてありますが、たい焼きを注文してから焼くので、30分くらい時間を要します。もしたい焼きを買うとしたら、事前に電話で注文しないといけません。
という事で、僕はたい焼きを買う事を断念。ただ注文する窓口の所に、羽根つきのたい焼きが置かれていました。それは透明が袋に入った、大浜製餡所さんのパイたい焼きです。「おっ!これでいいじゃない」と即購入。パイたい焼きは、つぶあんとカスタード&つぶあんの2種類があり、僕が購入したのはカスタード&つぶあんです。焼立てではありませんが、これはこれでおいしそうです?
大浜製餡所を出て、数分歩いて碧南中央駅に着きました。駅のロータリーの真ん中に置かれたベンチに座り、大浜製餡所さんのパイたい焼きを食べました。 透明な包からとり出して食べるには、羽根つきパイたい焼きの表面が若干ベトベトするので、頭のあたりを少し出してがぶり。ちょっと硬めではありますが、羽根の部分がサクッとしています。そしてたい焼きの顔の所は、しっとりとしてやわらかい?まあ若干サクサク感はあるような。出来立てなら、それがはっきり感じられる事でしょう?
たい焼きの中には、自家製のつぶあんが!これがまぁー程よい甘さで、小豆のおいしさが感じられます。そしてつぶあんと寄り添うように、カスタードクリームが入っています。このカスタードはつぶあんの甘さを邪魔する事なく、でもちゃんとカスタードの甘さを主張しています。この甘さを持つ2つの素材が一緒になると、1(つぶあん)+1(カスタード)=2倍の甘さではなく、1(つぶあん)×1(カスタード)=1倍の甘さといった感じ?ですね。この公式があてはまるかは個人の感想ですが、甘さが調和されている感じがします。
たぶんつぶあんのたい焼きもおいしいと思いますが、僕はこのカスタード&つぶあんのパイたい焼きを買って正解でした。
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