たい焼きを探しに、千葉県市川市に来ました。
総武本線のJR本八幡駅を、僕はほとんど利用しませんが、年に一度だけこの近辺に用事があります。いつもは車で来ますが、今年は電車にしました。
用事を済ませ、のんびり本八幡駅に向かっている途中、川沿い(真間川)の桜が満開でした。ここに桜がある事を初めて知り、「たまには知らない街を、歩いてみるのもいいものだな~」と感じた瞬間でした。
そして少し歩いていると、真新しい建物が現れました。それほど気にはなりませんでしたが、確かこの辺りに市川市役所があった事を思い出しました。「ううん!これ市川市役所だ」 目の前に国道14号線があり、僕はよく車で通っていたので、市役所の場所は知っていましたが・・・。まさかこんなに大きくなっていたとは。(地元の話ですみません)
本八幡駅に到着し、そのまま電車に乗って帰ってもいいのですが、確かこの辺りにたい焼き屋があったよ~な! となれば、ちょいと検索!検索! やっぱりありました。本八幡駅から154mですか。ここで甘い物を補給しましょう。
本八幡駅南口に、小さいロータリーがあります。駅の階段を下り、右方向に歩きます。すると赤い丸い看板?を発見。
お店の名前は、はみだしたいやきさんです。右にあるのが総武本線のガード下で、本八幡駅に隣接しています。前々から噂には聞いていましたが、やっと来れたような気分です。
お店の窓ガラスに、たい焼きのメニューがありました。カスタード・小倉あん・ハムチーズたいやきの3種類(2022年4月時)です。ここはやはり、定番の小倉あんを注文しましょう。
狭いお店の中で、年配のおじさんがたい焼きを焼いて、おばさんが注文を受けていました。小倉あんを注文すると、「いま焼き立てをだしまから、少し待っていてください」と、おばさんが言ってくれました。先にお金を支払い、通行人の邪魔にならないように、総武本線の高架下の壁?に寄って待ちました。
3分くらい待っていると、おばさんが焼き立てのたい焼きを渡してくれました。紙袋に入ったたい焼きはほんのり温かく、ちょうどいい食べ頃のようでした。
紙袋からたい焼きを取り出し頭をかじると、ふわりとしてやわらかい食べ心地です。焼き立てで温かいから、こんなにやわらかいのか、昔ながらのやわらかい生地のたい焼きです。でもしっかり四角い羽根つきの形は、いま流行りのたい焼きです。
薄皮ではないですが、やわらかい生地の中に小倉あんがいっぱい入っていて、食べている途中に、小倉あんがこぼれ落ちそうです。ほどよい甘さの小倉あんが、このやわらかい生地に合っています。たい焼きの生地も、ほんのり甘いのかな~? 何となく、昔食べたホットケーキのような風味を感じました。
こちらのお店は長年営まれているようで、昔は生地が余計に出たままの形を提供していたので、「はみだしたいやき」とい名前なのでしょう? 僕が食べたたい焼きは、羽根の部分はパリッとしていませんが、四角い羽根つきのたい焼きです。原材料高騰の中、生地をふんだんに使って焼いていただきありがございます。
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