この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

九州、山口のお薦めの旅館、民宿など。

2012-12-08 10:17:44 | 旅行
 先日、平戸に行った際に利用した旅館の宿泊代が一泊二日二食付で¥7000でした、と旅行記に書いたら、安いですね~、幽霊でも出るんじゃないですか?とコメントされた方がいました。
 一泊二日二食付で¥7000、確かに安いことは安いですけど、突き抜けて安いってことはないですよ。
 比較的メジャーではない観光地の宿泊施設ならこれぐらいが相場かな、と思います(メジャーな観光地っていうのは湯布院とか黒川温泉あたりのこと)。
 これまで利用した宿泊施設では、幸いというか、残念ながらというか、幽霊が出たことはありません。
 けれど幽霊こそ出ませんが、どの宿にも他にはない何かしらの特色があって、旅館、民宿に泊まると、単純に宿泊代が安いということ以外のよさ、面白さ、楽しさが発見できます。
 というわけで今日は自分がこれまでに利用した中から特に記憶に残った旅館、民宿を紹介したいと思います。

 これまでに泊まった宿泊施設の中で一番安かったのが別府にある『駅前高等温泉』ですね。本来旅館ではないのですが、予約すれば休憩室での宿泊が可能なんです。その料金何と一泊素泊まりで¥2500也(駐車場利用の場合別途¥500要)。
 素泊まりで¥2500というのはありがちといえばありがちですが、曲がりなりにも別府という観光地でこの値段は安いと思います。
 しかも安かろう、悪かろうということはなく、部屋は個室でテレビ、エアコンが完備してあり、布団も結構フカフカで快眠できました。
 別府を巡るのにここを足場にするのも賢いのではないでしょうか。

 食事つきで最安だったのが大分の佐伯に旅行した再利用した『やど梅路』。一泊二日二食付で¥6000ですね。
 やどのHPで自ら「秘境に息づく金山文化の里」と書いてある通り、佐伯でもかなり辺鄙な場所にあるのですが、ここはお薦めです。
 何がいいって、¥6000というリーズナブルな価格にもかかわらず、夕食の囲炉裏端での焼肉が食べ放題なんですよ(お肉は地元で取れたイノシシとか鹿など)。さらにビールや焼酎や梅酒まで飲み放題。飲んべぇにはたまらない宿だと思います。

 食事が一番美味しかったのが山口の萩に行った際に利用した『民宿萩の家』。自分たちが泊まった時は一泊二日二食付で確か¥6800でした(今は若干上がっているみたい)。
 ここの夕食は美味しかったですね。
 近場であれば是非またもう一度行きたいのですが、、、萩はやっぱり遠すぎますね。
 
 遠いといえばこれ以上車で遠くに遠征することはないだろうと思う、十月に十九時間かけて行った鳥取で泊まった『三徳山皆成院』も趣きがあってよかったですよ(お寺に泊まることは宿泊ではなく宿坊というそうです)。一泊二日二食付で¥8000でした。

 どの宿泊施設も宿泊料金が一万円以下なので、到底一流ホテルのような待遇は望めません。
 部屋に鍵がかからなかったり、煎餅蒲団だったり、エアコンがコイン式(!)だったりと、こんな宿に泊まるのはゴメンだ!という人もいるかもしれません。
 でもそういったマイナスポイントも自分に言わせれば旅の醍醐味なんですよね。
 部屋に鍵がかからなければ貴重品を部屋に持ち込まなければいいだけの話だし(さすがに女性の一人旅で鍵がかからないのは困るでしょうけどね)、コイン式のエアコンなんて面白いじゃないですか!!(面白くないって!!)

 これからも自分は旅行に行くときは旅館や民宿を利用したいと思います、、、が、九州内の、車で五、六時間で行ける目ぼしい観光地や惹かれる観光スポットはだいたい巡っちゃったんだよな~。
 はぁ~、来年の連休はどうやって暇をつぶそう…。
コメント
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