この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

我未だ特装版を入手すること叶わず。

2012-12-24 11:22:17 | 漫画・アニメ
 月刊コミック電撃大王で連載されていた『GUNSLINGER GIRL』(相田裕著)がこのたび完結しました。
 年月でいえばおよそ10年、話数でいえば100話、巻数でいえば15巻の連載でした。
 長かったような、短かったような、でも間違いなく言えるのは長く記憶に残る作品になった、ということです。

 モラルを問われる作品だった、と思います。
 何しろ身寄りのない子供たちを義体化(サイボーグ化)し、政府御用達の暗殺者にするというお話なのですから。
 しかも子供たちは揃いも揃って美少女ばかり!!(男子がいないのは何ゆえ?)
 担当官は野郎ばかり!!
 そりゃモラルも問われるだろうってものですよ。

 でも、そこさえ乗り越えれば、すごくよい作品なんですよね。
 アクションシーンは白眉だし、義体と担当官の危うい関係は目を離せないし、展開はひたすらハードだし、ともかく面白いのです。

 それで、最終巻が1週間ほど前に発売されたのですが、自分がそれを入手するのは少しばかり時間がかかりました。
 これは珍しいことなんですよ。
 なぜかというと自分は好きな漫画の単行本は少しでも早く手に入れたいと思う人間なので、発売から1週間経ってまだその漫画が手元にない、ってことは通常ないんです。

 なぜ入手するのが遅れたかというと、出来れば通常版ではなく初回限定の特装版が欲しいな、と思ったから。地元のツタヤでは発売日に通常版しか入荷しなかったんですよね。
 ちょっと舐めてました。
 今までも好きな漫画の単行本の特装版を購入したことは何度もあったのですが、普通に店頭販売されていたから、今回もそれが出来るだろうと高を括っていたのです。
 
 結局地元で入手できなかったので、福岡の天神まで出張って買うことにしました。
 さすがに天神にないってことはないだろうと楽観的に考えていたのですが(考えていたというか、考えたかったといった方が正しい)、何とビックリ、大都市天神の書店でも『GUNSLINGER GIRL』15巻の特装版はことごとく売り切れ、もしくは未入荷でした。
 ビブレ地下2階の福家書店、天神最大の書店ジュンク堂、岩田屋本店のリブロ、散々本屋巡りしたんですけどね。

 そんなに大騒ぎしなくても、本屋で売ってないっていうなら、ネット通販で買えばいいだけじゃないかって思う人もいると思います。
 まぁ普通は確かにそうなんですが、今回に限ってはそうじゃないんです。
 なぜかというと、発売されて1週間ちょっとであるにもかかわらず、プレミアがついてるんです。
 『GUNSLINGER GIRL』15巻の初回限定の特装版、アマゾンでは中古価格が¥3500、コレクター価格になると¥4500!!(12/24、12:00の時点での価格)
 いくら好きとはいえ、アメコミじゃあるまいし、漫画一冊に¥3500はさすがに出せません。
 というわけで結局『GUNSLINGER GIRL』最終15巻は、通常版を買っちゃいました。
 はぁ~、まさか入手できないとは思ってもみませんでした。
 これからは特装版を買うときは必ず事前に予約したいと思います。
 いい勉強になりました。
 でも出来ればそんな勉強はしたくなかったなぁ…。
コメント
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