この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

耳を動かすことに関してアレコレ。

2014-10-01 20:53:54 | 戯言
 先週の不思議博物館でのこと。
 話の流れはよくわからないのですが、たまたま館長が「片方の耳を動かすこと云々…」と言っていたので、自分が「両方一緒になら動かせますよ!」と言って耳を動かしたら、館長やその他の人に結構驚かれました。
 その場に十人ぐらいはいたかな。でも自分以外に耳を動かせる人はいなかったみたいです(直前に帰ったひきにくさんは動かせるそうです)。

 生まれつき動かせたわけではないのですよ。
 小学生のころだったか、クラスメイトの一人が耳を動かして「おぉ~!」ってクラスのみんなから驚かれてたので、あれ?それってそんなにスゴイことなの?って思って試しにやってみたら自分も出来ました。

 ただ、滅多に人前ではやらないですねぇ。
 大学時代からつきあいのあるまささんもこのことは知らない、、、と思います。
 やらない理由については後述。

 耳を動かすといっても実際に耳を動かしているわけではありません。耳そのものには筋肉がないので、動かしているのは耳の周りにある筋肉ですね。その筋肉を動かすことで釣られて耳も動いて、耳自体が動いているように見えるのです。

 その日家に帰ってから【耳を動かす】で検索したらいろいろ面白いことがわかりました。
 かつて人類は誰でも耳を動かすことが出来たのだが(その方が危険を察知しやすい)、文明社会になり、周囲から危険が無くなったので、やがて自然と耳を動かせなくなっていったのだそうです。
 今でも全人類の1/5は耳を動かせるとその記事には書いてありました。
 ほんとですかね?笑。
 特に全人類の1/5っていうのが怪しいですよね。
 一体何人の人間に調査したの?って聞きたくなります。

 あと一口に耳が動くといっても、片耳ずつ動かせる人(自分は出来ない)、事故に合ってから動かせるようになった人(!)、勝手に動く人etc様々なタイプがあるみたいです。

 検索して一番「えっ!」と思ったのは耳を動かせる人は歌が上手い人が多いという記事を見つけたときです(こちら)。
 これは納得出来る部分はあります。
 自分は(自分で言うのもなんですが)歌が上手いのですが、音痴の人がなぜ音程を外すのかがよくわかりませんでした。
 高音域が出ない、低音域が出ない、声質が似ない、声量がない、そういったことならわかるんです。
 でも音程ってそのまま真似ればいいだけのことじゃないですか。
 そんなに難しいことのようには思えない。
 でもその記事を読んで、音痴の人がなぜ音痴なのかがわかりました。声を操るための筋肉が発達していない人が音痴なのですねぇ、ふむ、納得。

 ちなみに自分は自分で歌が上手いって言ってますけれど、これまで生きてきた中で歌が上手いことで何かを得したことはありません。せいぜいカラオケで「案外上手いんですね」と褒められるか、風呂に入っていて一人悦に浸れるか、それぐらいです。

 さて、なぜ自分が人前で耳を動かさないか、その理由です。
 理由になってないかもしれませんが、自分の場合、動かせるのが耳だけじゃないんですよ。
 耳も動くし、眉も動くし、鼻も動くし、唇も動くんです。
 つまり、耳と眉と鼻と唇が同時に動かせるんです。
 でも絶対にそんなことは人前でやりたくありません。
 だから耳も動かしたくないんですよね。
 そんな芸を見たいという奇特な人もいないとは思いますが。
コメント (11)
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