クリント・イーストウッド監督、ジョン・ロイド・ヤング主演、『ジャージー・ボーイズ』、10/5、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2014年37本目。
今月観に行くことを決めている映画は、つまり前売り券を既に購入している映画は、ってことですけど、18日に公開される『泣く男』だけなんですが、他にも気になる映画は何本かあります。
中洲大洋劇場で25日から1週間の限定で公開される《シッチェス映画祭》なんかそうですね。
上映スケジュールが確定していないので、どの作品が鑑賞できるかもわかりませんが、どれか一本ぐらいは観たいと思っています。『パトリック 戦慄病院』か『モーガン・ブラザーズ』が面白そう。
その他現在上映中の映画にも気になる作品がいくつかあり、そのうちの1本がこの『ジャージー・ボーイズ』です。
なぜこの映画が気になるようになったかというと、購読しているテレビブロスの映画レビューで、3人のレピュアーがそれぞれ★4つ、★5つ、★4つ半、平均すれば★4つ半という驚異的に高い評価だったんですよね。事前にチェックしてなくても、こりゃ観に行かねばなるまい、ってものです。
で、実際鑑賞しての感想ですが、、、いやぁ、観に行ってよかったです。
クリント・イーストウッド、齢84にしてまた傑作をものにしたと思います。
自分はアメリカンポップスにはまったく疎くて、恥ずかしながらこの作品で描かれた「ザ・フォー・シーズンズ」というグループ名も初耳でした。
ただ、終盤に流れる【君の瞳に恋してる】という楽曲だけは知っていて、それは主にルー大柴がテレビのバラエティ番組に登場する際に流れていたからなのですが、そのときはノリのいい曲だなぁぐらいにしか思ってませんでした。
しかしそのノリのいい曲がまさかこんな挫折と絶望の果てに生み出されたものだとは!
自分は決して音楽がなければ生きていけないという人間ではありませんが、音楽が希望の灯りになる得るということを、この映画を観て、あらためて知りました。
この映画、フツーの映画ではあり得ない演出が為されています。
どういうことかというと、登場人物がスクリーンのこちら側、観客に向かってしゃべりかけてくるのです(あり得ないと言いつつ、よく見かける演出ではある。最近では『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でもディカプーが観客に向かって話しかけていた。)。
最初のうちはすごく違和感があったのですが、それもすぐに感じなくなり、鑑賞後にはその演出が実に効果的だったことに気づかされます。
もしかしたら元が舞台劇だったからかもしれませんが、そうだったとしてもそれを採用するイーストウッドは只者じゃないと思いました。
自分は本当に音楽に疎くて、前述の通り音楽がなければ生きていけないというような人間ではないのですが、そんな自分がこれほどまでに感動するのですから、日々の生活の中で音楽が重要な意味を持つという人、音楽が生きる支えになっているという人、単純に音楽が好きという人はこの映画は必見だと言ってよいと思います。
あまり派手な宣伝も打たれず、内容もどちらかと言えば地味で、有名な俳優も出ていないので、たぶん上映期間は長くないと思われます。すでに公開されて1週間が過ぎているので、興味がある方は出来るだけ早く観に行った方がいいですよ。
お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
今月観に行くことを決めている映画は、つまり前売り券を既に購入している映画は、ってことですけど、18日に公開される『泣く男』だけなんですが、他にも気になる映画は何本かあります。
中洲大洋劇場で25日から1週間の限定で公開される《シッチェス映画祭》なんかそうですね。
上映スケジュールが確定していないので、どの作品が鑑賞できるかもわかりませんが、どれか一本ぐらいは観たいと思っています。『パトリック 戦慄病院』か『モーガン・ブラザーズ』が面白そう。
その他現在上映中の映画にも気になる作品がいくつかあり、そのうちの1本がこの『ジャージー・ボーイズ』です。
なぜこの映画が気になるようになったかというと、購読しているテレビブロスの映画レビューで、3人のレピュアーがそれぞれ★4つ、★5つ、★4つ半、平均すれば★4つ半という驚異的に高い評価だったんですよね。事前にチェックしてなくても、こりゃ観に行かねばなるまい、ってものです。
で、実際鑑賞しての感想ですが、、、いやぁ、観に行ってよかったです。
クリント・イーストウッド、齢84にしてまた傑作をものにしたと思います。
自分はアメリカンポップスにはまったく疎くて、恥ずかしながらこの作品で描かれた「ザ・フォー・シーズンズ」というグループ名も初耳でした。
ただ、終盤に流れる【君の瞳に恋してる】という楽曲だけは知っていて、それは主にルー大柴がテレビのバラエティ番組に登場する際に流れていたからなのですが、そのときはノリのいい曲だなぁぐらいにしか思ってませんでした。
しかしそのノリのいい曲がまさかこんな挫折と絶望の果てに生み出されたものだとは!
自分は決して音楽がなければ生きていけないという人間ではありませんが、音楽が希望の灯りになる得るということを、この映画を観て、あらためて知りました。
この映画、フツーの映画ではあり得ない演出が為されています。
どういうことかというと、登場人物がスクリーンのこちら側、観客に向かってしゃべりかけてくるのです(あり得ないと言いつつ、よく見かける演出ではある。最近では『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でもディカプーが観客に向かって話しかけていた。)。
最初のうちはすごく違和感があったのですが、それもすぐに感じなくなり、鑑賞後にはその演出が実に効果的だったことに気づかされます。
もしかしたら元が舞台劇だったからかもしれませんが、そうだったとしてもそれを採用するイーストウッドは只者じゃないと思いました。
自分は本当に音楽に疎くて、前述の通り音楽がなければ生きていけないというような人間ではないのですが、そんな自分がこれほどまでに感動するのですから、日々の生活の中で音楽が重要な意味を持つという人、音楽が生きる支えになっているという人、単純に音楽が好きという人はこの映画は必見だと言ってよいと思います。
あまり派手な宣伝も打たれず、内容もどちらかと言えば地味で、有名な俳優も出ていないので、たぶん上映期間は長くないと思われます。すでに公開されて1週間が過ぎているので、興味がある方は出来るだけ早く観に行った方がいいですよ。
お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。