とある回転寿司でのこと。
清算をしてもらうために呼んだ店員のおねーさんに注意書きの一文を指して「これ、何て読むんですか?」と尋ねました。
おねーさんは、不思議そうな顔をしながらも「調理を始めてからのキャンセルは受けかねる場合がございます」と読み上げました。
「もう一回、そこに書いてある通り読んでもらえますか?」と自分。
「調理を始めてからのキャンセルは受けかねる場合がございます」と困惑した顔で読み上げるおねーさん。
「もう一回だけ」と言いかけて、おねーさんが泣きそうな顔になっているのに気づいて、慌ててネタばらししました。
「いや、キャンセルじゃなくてキャンセンルになってるから」
するとおねーさんは「あ、ほんとだ!キャンセンルになってますね」と言ってニッコリと破顔しました。
いや、意地悪をするつもりはなかったんですよ。
ピンポイントで指差してるんだからさすがにわかるだろうって思ったんです。自分で気づいた方が本人の為でもありますし。
でも一度「キャンセンル」を「キャンセル」と読んでしまうと、それ以外には読めなくなってしまうものなのですね。おねーさんには悪いけれど、そのことは面白いなと思いました。
自慢じゃないですが、人の書いた文章の間違いに気づくのが得意です。
何かしら誤字脱字がある文章に目を通すと違和感を覚えるんですよね。
あれ、この文章、何か変だなって。
自分の贔屓の作家さんがツイッターで『フライトゲーム』という映画の感想をこう述べていました。
>映画『フライトゲーム』。様々な人種が乗った飛行機は地球の縮図。爆弾探して避難をうける主人公はアメリカ。で、犯人の動機が納得。
避難をうける…?主人公をアメリカに例えているのですから、この場合は「非難をうける」が正しいですよね?
ツイッターはそれこそただの呟き、言葉の垂れ流しですから、通常であればそこに誤字脱字があっても気にすることはありません。読み流します。
しかし贔屓の作家となると些か話は違ってきて、ツイッターであっても文章に間違いがあって欲しくないんですよね。
このファン心理、わかりますかね?
どうするべきなのか結構考えました。
一番簡単なのはそのツイートに返信をして間違いを指摘することです。
しかしそうすることは憚られました。
作家本人よりもむしろそのファンから「先生に恥を掻かせて!」と恨まれかねないと思ったのです。
しばらく考えて、ダイレクトメッセージを送ることを思いつきました。
それならその作家に余計な恥を掻かせなくて済む。我ながらナイスアイディア、と思いました。
でもダメでした。
ツイッターでダイレクトメッセージを送るためには相互フォローをしてなくちゃいけないんですよねぇ…。
結局その感想ツイートが発せられて一ヶ月近く経ちますが、「避難」は「避難」のままです。
これでいいのだろうか?と思わずにはいられません。
文章に限らず、他人のミスを指摘するのって難しいですよね。
タイミングもそうだし、どのように指摘すればいいのか、というのも問題です。
っていうか、そもそもミスを指摘することが正しいのかどうかというのも考えずにはいられません。
回転寿司の件にしてもほっとけばいいのにと言われたら、その通りですからね。
老舗の一流料理店ならともかく、たかだか回転寿司ですしね、、、と何気に職業差別してみる。笑。
ところで先ほど自分は人様の書いた文章の誤字脱字に気づくのが得意だ、と書きました。
じゃあ自分が書いた文章には一切誤字脱字がないのかというと当然のことながらそういうわけではありません。
たまに昔書いた文章を読み直すと、ちょくちょく(書いたときには気づかなかった)ミスが見つかります。
せめて今書き上げたこの文章ぐらい間違いがないようにと、目に穴が開くほど読み返しているのですが、、、間違いがないことを祈るばかりです。
清算をしてもらうために呼んだ店員のおねーさんに注意書きの一文を指して「これ、何て読むんですか?」と尋ねました。
おねーさんは、不思議そうな顔をしながらも「調理を始めてからのキャンセルは受けかねる場合がございます」と読み上げました。
「もう一回、そこに書いてある通り読んでもらえますか?」と自分。
「調理を始めてからのキャンセルは受けかねる場合がございます」と困惑した顔で読み上げるおねーさん。
「もう一回だけ」と言いかけて、おねーさんが泣きそうな顔になっているのに気づいて、慌ててネタばらししました。
「いや、キャンセルじゃなくてキャンセンルになってるから」
するとおねーさんは「あ、ほんとだ!キャンセンルになってますね」と言ってニッコリと破顔しました。
いや、意地悪をするつもりはなかったんですよ。
ピンポイントで指差してるんだからさすがにわかるだろうって思ったんです。自分で気づいた方が本人の為でもありますし。
でも一度「キャンセンル」を「キャンセル」と読んでしまうと、それ以外には読めなくなってしまうものなのですね。おねーさんには悪いけれど、そのことは面白いなと思いました。
自慢じゃないですが、人の書いた文章の間違いに気づくのが得意です。
何かしら誤字脱字がある文章に目を通すと違和感を覚えるんですよね。
あれ、この文章、何か変だなって。
自分の贔屓の作家さんがツイッターで『フライトゲーム』という映画の感想をこう述べていました。
>映画『フライトゲーム』。様々な人種が乗った飛行機は地球の縮図。爆弾探して避難をうける主人公はアメリカ。で、犯人の動機が納得。
避難をうける…?主人公をアメリカに例えているのですから、この場合は「非難をうける」が正しいですよね?
ツイッターはそれこそただの呟き、言葉の垂れ流しですから、通常であればそこに誤字脱字があっても気にすることはありません。読み流します。
しかし贔屓の作家となると些か話は違ってきて、ツイッターであっても文章に間違いがあって欲しくないんですよね。
このファン心理、わかりますかね?
どうするべきなのか結構考えました。
一番簡単なのはそのツイートに返信をして間違いを指摘することです。
しかしそうすることは憚られました。
作家本人よりもむしろそのファンから「先生に恥を掻かせて!」と恨まれかねないと思ったのです。
しばらく考えて、ダイレクトメッセージを送ることを思いつきました。
それならその作家に余計な恥を掻かせなくて済む。我ながらナイスアイディア、と思いました。
でもダメでした。
ツイッターでダイレクトメッセージを送るためには相互フォローをしてなくちゃいけないんですよねぇ…。
結局その感想ツイートが発せられて一ヶ月近く経ちますが、「避難」は「避難」のままです。
これでいいのだろうか?と思わずにはいられません。
文章に限らず、他人のミスを指摘するのって難しいですよね。
タイミングもそうだし、どのように指摘すればいいのか、というのも問題です。
っていうか、そもそもミスを指摘することが正しいのかどうかというのも考えずにはいられません。
回転寿司の件にしてもほっとけばいいのにと言われたら、その通りですからね。
老舗の一流料理店ならともかく、たかだか回転寿司ですしね、、、と何気に職業差別してみる。笑。
ところで先ほど自分は人様の書いた文章の誤字脱字に気づくのが得意だ、と書きました。
じゃあ自分が書いた文章には一切誤字脱字がないのかというと当然のことながらそういうわけではありません。
たまに昔書いた文章を読み直すと、ちょくちょく(書いたときには気づかなかった)ミスが見つかります。
せめて今書き上げたこの文章ぐらい間違いがないようにと、目に穴が開くほど読み返しているのですが、、、間違いがないことを祈るばかりです。