山白朝子著、『私の頭が正常であったなら』、読了。
正直なことを言えば収録されている8篇はどれもパッとしなかった。
一番インパクトがあったのは『首なし鶏、夜をゆく』かな。
でもこれは作品にインパクトがあったというより、作品に登場する首なし鶏にモデルがいた、ということの方がはるかにインパクトがあった。
『酩酊SF』、『布団の中の小宇宙』、どちらもいまいち。書き下ろしの『おやすみなさい子どもたち』ははっきりつまらないと思った。天使の設定があまりにありきたりすぎる。
途中まで読んでいてぞわぞわした『子どもを沈める』も予定調和なオチでガッカリした。
表題作の『私の頭が正常であったなら』も、う~~~ん、、、というオチだった。
昔読んだ乙一の短編は、その設定によくこんなお話を思いついたな!と感心し、その結末に後頭部をハンマーで殴られたかのような衝撃を受けたものだけど、今の山白朝子の作品を読んでも感心したり、衝撃を受けたりすることはないだろうな、と思う。
やたら酷評になったけど、この作品集に掲載されている何編かは『世にも奇妙な物語』あたりで映像化されるだろうなとは思います。特に『トランシーバー』はそんな気がする。
やっぱり自分の中で期待のハードルが高すぎるのだろう。
乙一ならそのハードルを楽々越えてくれそうな気がするのだけれど、、、それも難しいかな。
正直なことを言えば収録されている8篇はどれもパッとしなかった。
一番インパクトがあったのは『首なし鶏、夜をゆく』かな。
でもこれは作品にインパクトがあったというより、作品に登場する首なし鶏にモデルがいた、ということの方がはるかにインパクトがあった。
『酩酊SF』、『布団の中の小宇宙』、どちらもいまいち。書き下ろしの『おやすみなさい子どもたち』ははっきりつまらないと思った。天使の設定があまりにありきたりすぎる。
途中まで読んでいてぞわぞわした『子どもを沈める』も予定調和なオチでガッカリした。
表題作の『私の頭が正常であったなら』も、う~~~ん、、、というオチだった。
昔読んだ乙一の短編は、その設定によくこんなお話を思いついたな!と感心し、その結末に後頭部をハンマーで殴られたかのような衝撃を受けたものだけど、今の山白朝子の作品を読んでも感心したり、衝撃を受けたりすることはないだろうな、と思う。
やたら酷評になったけど、この作品集に掲載されている何編かは『世にも奇妙な物語』あたりで映像化されるだろうなとは思います。特に『トランシーバー』はそんな気がする。
やっぱり自分の中で期待のハードルが高すぎるのだろう。
乙一ならそのハードルを楽々越えてくれそうな気がするのだけれど、、、それも難しいかな。