地上波で放映されていた『君の膵臓をたべたい』を見ました。
年間50本程度劇場で映画を観る自分ですが、いわゆる恋愛映画を見ることは稀です。まぁ『ターミネーター』も一種の恋愛映画と言えなくもないので、正確には恋愛がメインテーマの映画を見ることは稀ですと言うべきでしょうか。
さらに言えば難病ものの映画を見ることも滅多にありません。宮沢りえ主演の『湯を沸かすほどの熱い愛』は見たけど、それぐらいかな。
なので難病ものの恋愛映画となると過去に見た記憶がない、、、少なくとも思い出せません。
とはいえ、もしかしたら食わず嫌いと言う奴かもしれず、見たらスゲー感動するかもしれないと思って地上波放映されていたものを録画して今見終わりました。
結論から言います。
自分は実写映画の『君の膵臓がたべたい』、ゴメンなさい、まったく受け入れられなかったです。
この先、何が受け入れられなかったのか、書いていきますが、この映画を好きな人は高確率で気を悪くすると思うので、そういう人は読まない方がいいです。
1.作品全体がすごく薄っぺらい。
ヒロインは膵臓の病気に罹っているのですが、作中具体的な病名は明かされません。解説サイトなどを読むとおそらく膵臓癌ではないかと書かれています。
でも、膵臓癌に罹った人が病気のことを打ち明けるとしたら「わたし、膵臓の病気なんだ」とは言わないですよね。「わたし、膵臓癌なんだ」とはっきり言うんじゃないですかね。
そのことから、あぁ、このお話を書いた人は膵臓の病気について詳しくアプローチしたわけではないんだな、と思いました。
実際原作者は「君の膵臓をたべたい」というフレーズを先に思いついて、そこから話を組み立てていったそうです。
そりゃまぁ病気に対するアプローチもおざなりになるわけですね。
病気に対するアプローチがおざなりであれば作品全体が薄っぺらくなるのは当然です。
2.旅行のシーンにリアリティがない。
主人公とヒロインが旅行に出るんですよ。旅行先は何と九州!自分も見たことのある風景が出てきて、そのことは嬉しかったです。
二人がどこに泊まるかというと福岡でも指折りの一流ホテルであるホテルシーホーク(ですよね?)!!
それで自分はヒロインがどうやってホテルにチェックインするんだろうと興味津々で見ていました。
だって一流ホテルがティーンエイジャーのカップルを宿泊させるわけがないですから。
自分はヒロインが機転を利かせるかどうかしてチェックインをするんだろうと思ってました。
が、そういった描写は特になし。
ホテルシーホークはティーンエイジゃーのカップルが2人で行って泊まれるホテルみたいです。ないない。
3.主人公が力があり過ぎる。
これもホテルでのワンシーンなのですが、主人公がヒロインにお姫様抱っこをねだられるんですよ。
無理だろ、って思いましたよ。
だって主人公は普段から本ばっかり読んでる、ろくに運動をしないもやしっ子ですから、お姫様抱っこなんて出来るわけがない。
と思ったのもつかの間、主人公はひょいとヒロインを抱え上げ、お姫様抱っこをしてベッドまで連れて行くんです。
あのさ、経験上(?)言わせてもらうと、人間の身体って重いんだよ。お姫様抱っこなんて普段から身体を鍛えていないと絶対に絶対に絶っっっ対に無理だから。強調のために三回言いました。
4.主人公が気が利かな過ぎる。
これも旅行中のシーン。ヒロインは主人公がちょっと驚くぐらい多めの荷物をリュックに詰めて持ってきてるんですよ。で、旅行中ずっとそのリュックを背負っているんです。
当然自分は途中で主人公がヒロインに対して、「そのリュック、重いだろ?」とか何とか言って代わりに持つのだとばかり思ってました。
何しろ相手は余命一年のか弱い女の子だし、、、最後までヒロインはリュックを背負ったままでした。
自分はカップルがいて、女性の方が男性よりも重い荷物を持っていたら、それを見るだけで何だコイツ、と思ってしまうのですが、まぁ自分が古い人間なのかもしれません。
5.ヒロインの親の気持ちがわからない。
ヒロインが主人公を自宅に招き入れるシーンがあるんですよ。今日両親はいないから、とか何とか言って。
余命一年のヒロインが親のいない家に男を招き入れること自体はまぁわからないでもないです。旅行に行くのもいいでしょう。
でも余命一年の娘がいて、その娘を置いてどこかに出かける両親の気持ちはわかりません。どういう理由があれば出かけられるのか?まったく想像出来ませんでした。
これぐらいでいいですかね。
これだけ理由があれば自分がなぜ映画『君の膵臓がたべたい』を受け入れられなかったのかわかってもらえると思います。
でもアマゾンのレビューではこの映画、恐ろしく好評価なんですよね。
世の中、心が広い人が多いって思わざるを得ません。
年間50本程度劇場で映画を観る自分ですが、いわゆる恋愛映画を見ることは稀です。まぁ『ターミネーター』も一種の恋愛映画と言えなくもないので、正確には恋愛がメインテーマの映画を見ることは稀ですと言うべきでしょうか。
さらに言えば難病ものの映画を見ることも滅多にありません。宮沢りえ主演の『湯を沸かすほどの熱い愛』は見たけど、それぐらいかな。
なので難病ものの恋愛映画となると過去に見た記憶がない、、、少なくとも思い出せません。
とはいえ、もしかしたら食わず嫌いと言う奴かもしれず、見たらスゲー感動するかもしれないと思って地上波放映されていたものを録画して今見終わりました。
結論から言います。
自分は実写映画の『君の膵臓がたべたい』、ゴメンなさい、まったく受け入れられなかったです。
この先、何が受け入れられなかったのか、書いていきますが、この映画を好きな人は高確率で気を悪くすると思うので、そういう人は読まない方がいいです。
1.作品全体がすごく薄っぺらい。
ヒロインは膵臓の病気に罹っているのですが、作中具体的な病名は明かされません。解説サイトなどを読むとおそらく膵臓癌ではないかと書かれています。
でも、膵臓癌に罹った人が病気のことを打ち明けるとしたら「わたし、膵臓の病気なんだ」とは言わないですよね。「わたし、膵臓癌なんだ」とはっきり言うんじゃないですかね。
そのことから、あぁ、このお話を書いた人は膵臓の病気について詳しくアプローチしたわけではないんだな、と思いました。
実際原作者は「君の膵臓をたべたい」というフレーズを先に思いついて、そこから話を組み立てていったそうです。
そりゃまぁ病気に対するアプローチもおざなりになるわけですね。
病気に対するアプローチがおざなりであれば作品全体が薄っぺらくなるのは当然です。
2.旅行のシーンにリアリティがない。
主人公とヒロインが旅行に出るんですよ。旅行先は何と九州!自分も見たことのある風景が出てきて、そのことは嬉しかったです。
二人がどこに泊まるかというと福岡でも指折りの一流ホテルであるホテルシーホーク(ですよね?)!!
それで自分はヒロインがどうやってホテルにチェックインするんだろうと興味津々で見ていました。
だって一流ホテルがティーンエイジャーのカップルを宿泊させるわけがないですから。
自分はヒロインが機転を利かせるかどうかしてチェックインをするんだろうと思ってました。
が、そういった描写は特になし。
ホテルシーホークはティーンエイジゃーのカップルが2人で行って泊まれるホテルみたいです。ないない。
3.主人公が力があり過ぎる。
これもホテルでのワンシーンなのですが、主人公がヒロインにお姫様抱っこをねだられるんですよ。
無理だろ、って思いましたよ。
だって主人公は普段から本ばっかり読んでる、ろくに運動をしないもやしっ子ですから、お姫様抱っこなんて出来るわけがない。
と思ったのもつかの間、主人公はひょいとヒロインを抱え上げ、お姫様抱っこをしてベッドまで連れて行くんです。
あのさ、経験上(?)言わせてもらうと、人間の身体って重いんだよ。お姫様抱っこなんて普段から身体を鍛えていないと絶対に絶対に絶っっっ対に無理だから。強調のために三回言いました。
4.主人公が気が利かな過ぎる。
これも旅行中のシーン。ヒロインは主人公がちょっと驚くぐらい多めの荷物をリュックに詰めて持ってきてるんですよ。で、旅行中ずっとそのリュックを背負っているんです。
当然自分は途中で主人公がヒロインに対して、「そのリュック、重いだろ?」とか何とか言って代わりに持つのだとばかり思ってました。
何しろ相手は余命一年のか弱い女の子だし、、、最後までヒロインはリュックを背負ったままでした。
自分はカップルがいて、女性の方が男性よりも重い荷物を持っていたら、それを見るだけで何だコイツ、と思ってしまうのですが、まぁ自分が古い人間なのかもしれません。
5.ヒロインの親の気持ちがわからない。
ヒロインが主人公を自宅に招き入れるシーンがあるんですよ。今日両親はいないから、とか何とか言って。
余命一年のヒロインが親のいない家に男を招き入れること自体はまぁわからないでもないです。旅行に行くのもいいでしょう。
でも余命一年の娘がいて、その娘を置いてどこかに出かける両親の気持ちはわかりません。どういう理由があれば出かけられるのか?まったく想像出来ませんでした。
これぐらいでいいですかね。
これだけ理由があれば自分がなぜ映画『君の膵臓がたべたい』を受け入れられなかったのかわかってもらえると思います。
でもアマゾンのレビューではこの映画、恐ろしく好評価なんですよね。
世の中、心が広い人が多いって思わざるを得ません。