続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

吉川宏志(私的解釈)浜という。

2022-04-17 07:50:46 | 吉川宏志

 浜という文字に兵あり上陸をせし浜にいまも基地は残りて

 浜という文字に兵あり(浜言文字兵有)はヒン・ゲン・モン・ジ・ヘイ・ユウと読んで、頻、厳、悶、地、塀、有。
 上陸をせし浜にはジョウ・ロク・ヒンと読んで、常、碌、頻。
 いまも基地は残りて(今基地残)はコン・キ・チ・ザンと読んで、恨、基、地、残。
☆頻(しきりに)厳しく悶(もつれる)持(所有する)地(土地)の塀が有る。
 常に碌(役に立たず)頻(たびたび)恨(うらめしく思う)基地の残(むごさ)。

 浜という文字に兵あり(浜言文字兵有)はヒン・ゲン・モン・ジ・ヘイ・ユウと読んで、彬、拳、悶、示、蔽、憂。
 上陸をせし浜にはジョウ・ロク・ヒンと読んで、蒸、禄、貧。
 いまも基地は残りて(今基地残)はコン・キ・チ・ザンと読んで、困、基、地、惨。
☆彬(明らかに)拳(握りこぶし)の悶(思い悩み)を示すことを蔽(見えないようにする)憂(苦しみ)がある。
 蒸(多くの民)の禄(さいわい)を貧(不十分)に困(こまらせている)基地を惨(傷ましく思う)。

 浜という文字に兵あり(浜言文字兵有)はヒン・ゲン・ブン・ジ・ヒョウ・ユウと読んで、貧、言、文、事、表、由。
 上陸をせし浜にはジョウ・ロク・ヒンと読んで、情、録、稟。
 いまも基地は残りて(今基地残)はコン・キ・チ・ザンと読んで、魂、痴、慚。
☆貧(不十分な)言(言葉)の文で事(事柄)を表す由(わけ)は情(個人的な感情)を録(文字で書き表す)という稟(生まれつきの性質)の魂(精神)である。
 希(まれ)に痴(物事に夢中になり正常でなくなること)を慚(恥じている)。


吉川宏志(私的解釈)遠くから。

2022-04-16 07:41:28 | 吉川宏志

 遠くから見る方がよい絵の前に人のあらざる空間生まる

 遠くから見る方がよい(遠見方良)はエン・ケン・ホウ・リョウと読んで、媛、絹、包、霊。
 絵の前に人のあらざる(絵前人有)はカイ・ゼン・ジン・ユウと読んで、怪、然、甚、幽。
 空間生まるはクウ・カン・ショウと読んで、空、寒、粧。
☆媛(美しい女性)が絹に包まれ霊(人智では計り知れないほど不思議な)怪(あやしい)然(状態)は、甚(はなはだ)幽(あの世)の空(むなしく)寒(寂しい)粧(身繕い)のようである。

  遠くから見る方がよい(遠見方良)はエン・ケン・ホウ・リョウと読んで、掩、験、放、了。
 絵の前に人あらざる(絵前人有)はカイ・ゼン・ジン・ユウと読んで、解、全、腎、融。
 空間生まるはクウ・カン・ショウと読んで、食う、感、証。
☆掩(おおったもの)を験(調べ)放(思いのままにして)了解(事の内容を理解して承知すること)で全て腎(大切なところ)に融(通じる)。
 食う(身に受け)感(心が動く)証(裏付け)がある。

 遠くから見る方がよい(遠見方良)はエン・ケン・ホウ・リョウと読んで、縁、兼、法、了。
 絵の前に人あらざる(絵前人有)はカイ・ゼン・ジン・ユウと読んで、解、全、訊、猶。
 空間生まるはクウ・カン・ショウと読んで、食う、観、仕様。
☆縁(つながり)は兼(二つ以上のものを持っている)法(やり方)を了(悟る)。
 解(部分部分に分けて)全てを訊(問いただす)。
 猶(ためらわずに)食う(多量に必要とすること)を観(よく見る)仕様(やり方)である。


『飯島晴子』(私的解釈)衿青くして。

2022-04-16 07:16:27 | 飯島晴子

   衿青くして鳥たちを裁く人

 衿青くはキン・セイと読んで、謹、製。
 鳥たち(鳥達)はチョウ・タチと読んで、調、舘。
 裁く人はサイ・ジンと読んで、祭、神。
☆謹製(謹んで造り)整える舘。
 祭神である。

 衿青くはキン・セイと読んで、禽、栖。
 鳥たち(鳥達)はチョウ・タツと読んで、諜、発つ。
 裁く人はサイ・ジンと読んで、砕、尽。
☆禽(鳥)が栖(住む処)の諜(様子を探る)。
 発つとき、砕(こまかく壊し)尽(全て無くす)。

 衿青くはキン・ショウと読んで、訓、章。
 鳥たち(鳥達)はチョウ・タツと読んで、調、立。
 裁く人はサイ・ジンと読んで、再、訊。
☆訓(字句を解釈する)章である。
 調べると、立(ある現象が生じる)ので、再び訊(問いただす)。


『飯島晴子』(私的解釈)山尽きて。

2022-04-15 07:48:45 | 飯島晴子

   山尽きて星の色もつ崖ありぬ

 山尽きて星はサン・ジン・セイと読んで、三、訊、整。
 色もつ崖ありぬ(色持崖有)はシキ・ジ・ガイ・ユウと読んで、式、辞、我意、誘。
☆三つを訊い、整える式(やり方)は辞(言葉)で我意を誘(いざなう)。

 山尽きて星はサン・ジン・ショウと読んで、算、腎、章。
 色もつ崖ありぬ(色持崖有)はショク・ジ・ガイ・ユウと読んで、初句、字、該、融。
☆算(見当をつける)腎(要)は章の初句の字である。
 該(あてはめると)融(通じる)。

 山尽きて星はサン・ジン・セイと読んで、惨、尽、逝。
 色もつ崖ありぬ(色持崖有)はシキ・ジ・ガイ・ユウと読んで、死、期、自、害、有。
☆惨(傷ましくも)尽(すべて無くなる)逝(人の死)。
 死期には自害もある。

 山尽きて星はサン・ジン・セイと読んで、算、人、生。
 色もつ崖ありぬ(色持崖有)はシキ・ジ・ガイ・ユウと読んで、識、自、外、遊。
☆算(自由気ままな)人生、識(知り合い)と自(わたくし)は外遊(外国旅行)をした。

 山尽きて星はセン・ジン・セイと読んで、詮、尽、請。
 色もつ崖ありぬ(色持崖有)はシキ・ジ・ガイ・ユウと読んで、識、治、我意、有。
☆詮(あきらかにする)尽(ことごとく)。
 請(頼んだ)識(記録)、治めた我意が有る。


吉川宏志(私的解釈)敵を作るな。

2022-04-15 06:42:22 | 吉川宏志

 敵を作るな それしか言えず肉を焼く火にぬくみたるビール飲み干す

 敵を作るな それしか言えずはテキ・サ・ゲンと読んで、擢、査、言。
 肉を焼く火にはニク・ショウ・カと読んで、肉、衝、加。
 ぬくみたるビール飲み干す(温飲干)はオン・イン・カンと読んで、音、引、換。
☆擢(抜き出して)査(調べる)言(言葉)の肉(内容のふくらみ)は衝(重要)である。
 加(その上に重なる)音を引きよせ換(入れ替える)。

 敵を作るな それしか言えずはテキ・サ・ゲンと読んで、敵、唆、言。
 肉を焼く火にはニク・ショウ・カと読んで、悪い、償、過。
 ぬくみたるビール飲み干す(温飲干)はオン・イン・カンと読んで、温、因、観。
☆敵を唆(けしかける)言(言葉)は悪い。
 償う過(あやまち)を温(蘇らせて)因(事の起こり)を観(よく見ること)である。

 敵を作るな それしか言えずはテキ・サ・ゲンと読んで、的、査、現。
 肉を焼く火にはニク・ショウ・カと読んで、肉、照、化。
 ぬくみたるビール飲み干す(温飲干)はオン・イン・カンと読んで、音、隠、還。☆的(ねらい)を査(調べ)現れる肉(内容)を照(てらし合わせる)。
 化(形、性質を変えて別のものになる)で音を隠(見えなくする)と、還(一巡りして元にかえる)。


『飯島晴子』(私的解釈)洎夫藍に。

2022-04-14 07:16:46 | 飯島晴子

   洎夫藍に心血ひそと垂らされし

※洎夫藍(サフラン)に心血(全力を注ぐ)。
 肥(肥料)を遂(やること)である。

 洎夫藍はキ・フ・ランと読んで、記、普、覧。
 心血はシン・ケツと読んで、審、決。
 ひそと垂らされし(秘垂)はヒ・スイと読んで、比、推。
☆記を普く覧(よく見て)審(正しいかどうかを明らかにする)。
 決(結論を出す)には、比べて推しはかる。

 洎夫藍はキ・フ・ランと読んで、鬼、怖、乱。
 心血はシン・ケツと読んで、辛、血。
 ひそと垂らされし(秘垂)はヒ・スイと読んで、非、遂。
☆鬼(残忍な人)を怖れる。
 乱(戦争)は血(はげしく)非(責めること)を遂(やりとげる)。

 洎夫藍はキ・フ・ランと読んで、饑、腐、乱。
 心血はシン・ケツと読んで、心、欠。
 ひそと垂らされし(秘垂)はヒ、スイと読んで、陽、水。
☆饑(凶作)で腐(心を痛め)乱れる心。
 欠(足りない)陽(太陽の日差し)と水。 


吉川宏志(私的解釈)箸の持ちかた。

2022-04-14 06:35:41 | 吉川宏志

 箸の持ちかた叱られし日のありしかな大きな骨を挟み取りたり

 箸の持ちかた叱られし(箸持方叱)はチョ・ジ・ホウ・シツと読んで、著、示、報、質。
 日のありしかな大きな(日有大)はジツ・ユウ・タイと読んで、実、有、他意。
 骨を挟み取りたりはコツ・キョウ・シュと読んで、乞、胸、主。
☆著(めだつように)示し報(知らせる)質(内容)が有る。
 実(本当)は他意を乞う胸(心の中)が主(中心)である。

 箸の持ちかた叱られし(箸持方叱)はチョ・ジ・ホウ・シツと読んで、緒、字、放、執。
 日のありしかな大きな(日有大)はジツ・ユウ・タイと読んで、昵、言う、態。
 骨を挟み取りたりはコツ・キョウ・シュと読んで、忽、教、趣。
☆緒(初め)の字を放(思いのままにする)執(こだわり)に昵(慣れ親しむ)と言う。
 態(ありさま)を忽(にわか)に教える趣(狙い)がある。

 箸の持ちかた叱られし(箸持方叱)はチョ・ジ・ホウ・シツと読んで、著、恃、法、悉。
 日のありしかな大きな(日有大)はジツ・ユウ・タイと読んで、実、誘、諦。
 骨を挟み取りたりはコツ・キョウ・シュと読んで、骨、協、須。
☆著(明らかになること)を恃(頼りにする)法(やり方)は悉(すべて)実(内容)を誘(いざない)諦(明らかにする)骨(物事の要領)である。
 協(調子がまとまること)が須(必要)である。


『飯島晴子』(私的解釈)緋桃なり。

2022-04-13 07:12:51 | 飯島晴子

   緋桃なり神々はまた歩き出す

※緋桃なり(緋桃也)はヒ・トウ・ヤと読んで、飛、頭、家。
 飛(移る)頭家(神社の祭礼、講などの行事の世話をする家)、神々はまた歩き出す。

 緋桃なり(緋桃也)はヒ・トウ・ヤと読んで、秘、湯、也。
 神々はまた歩き出す(神神又歩出)はシン・シン・ユウ・ブ・スイと読んで、心、身、優、撫、遂。
☆秘湯也。
 心身を優しく撫(労わること)を遂げる。

 緋桃なり(緋桃也)はヒ・トウ・ヤと読んで、否、闘、也。
 神々はまた歩き出す(神神又歩出)はジン・ジン・ユウ・フ・スイと読んで、尽、陣、憂、怖、衰。
☆否(同意しない)闘い也。
 尽(すべて無くなる)陣(戦争)を憂(苦しみ心配する)怖(恐怖)の衰えがある。

 緋桃なり(緋桃也)はヒ・トウ・ヤと読んで、秘、套、耶。
 神々はまた歩き出す(神神又歩出)はジン・ジン・ユウ・ブ・スイと読んで、訊、腎、有、部、推。
☆秘(人に見せないように隠し)套(おおう)耶(か)。
 訊(問いただす)腎(かなめ)が有り、部(区分けして)推しはかる。

 緋桃なり(緋桃也)はヒ・トウ・ヤと読んで、日、套、夜。
 神々はまた歩き出す(神神又歩出)はシン・シン・ユウ・フ・スイと読んで真、深、雄、夫、睡。
☆日(太陽)を套(おおう)夜、真(まこと)に深(夜が更ける)と、雄(いさましい)夫の睡(眠り)がある、


吉川宏志(私的解釈)きのうまで。

2022-04-13 06:29:10 | 吉川宏志

 きのうまで母撫でていたてのひらを祈るかたちに閉ざせる夕べ

 きのうまで母撫でていた(昨日母撫居)はサク・ジツ・ボ・ブ・キョと読んで、策、実、募、捕、拠。
 てのひらを祈るかたち(掌祈形)はショウ・キ・ケイと読んで、照、記、継。
 閉ざせる夕べはヘイ・ユウと読んで、併、融。
☆策(さがす)実(内容)を募(広く求め)捕える。
 拠(より所)を照(てらし合わせて)記す。
 継(つなぎ)併(合わせると)融(通じる)。

 きのうまで母撫でていた(昨日母撫居)はサク・ジツ・ボ・ブ・キョと読んで、錯、実、簿、部、挙。
 てのひらを祈るかたち(掌祈形)はショウ・キ・ケイと読んで、章、机、計。
 閉ざせる夕べはヘイ・ユウと読んで、蔽、由。
☆錯(まじる)実(内容)を簿(ノート)に部(区分けして)挙(企てる)章である。
 机(机上)で計(もくろみ)蔽(見えないようにする)由である。

 きのうまで母撫でていた(昨日母撫居)はサク・ジツ・ボ・ブ・キョと読んで、朔日、暮、無、虚。
 てのひらを祈るかたち(掌祈形)はショウ・キ・ケイと読んで、衝、起、景。
 閉ざせる夕べはヘイ・セキと読んで、閉、寂。
☆朔日の暮(夕方)は無(何もなく)虚しい。
 衝(外惑星が地球から見て太陽と正反対の方向にほぼ一直線に並んだ状態)が起きると、景(けしき)を閉ざすので寂しい。


三井英央医師②

2022-04-12 07:59:35 | 日常

 両膝人工関節置換手術(3月16日)を経て、4週間目の今日の傷口であります。
 8時間に及ぶ大手術、最後の工程の縫合、スゴイです、見事です!

 感無量・・・私のこれから、感謝を胸に刻む余生、大事にいたします。
 本当にありがとうございました。