続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

霙(みぞれ)。

2012-02-29 07:21:01 | 日常
 雪の予報・・・今日は久しぶりの七宝焼きのサークル日。
 雨戸を開けたら・・・雨、よく見るとみぞれ交じりの雨。寒い!

 こんな日は・・・こんな日だからこそ元気良く行くべきと自分に発破をかける。(でもねぇ)

 今年度、わたしは会計だから(休むわけには行かないというプレッシャー)それに来月の食事会の予定も立てないと(やっぱりプレッシャー)

 そういう小さな人間でいていいのかという煩悶。(見苦しいぞ、たかがこれしき)

 喜んで、勇んで、いざ参りましょう!

 頑張れ、わたし!

『風の又三郎』246。

2012-02-29 07:07:14 | 宮沢賢治
 おぢいさんは霧の中に立ってゐて、
「あゝ心配した、心配した。あゝ好がった。おゝ嘉助。寒がべぁ、さあ入れ。」と云ひました。嘉助は一郎と同じやうにやはりこのおぢいさんの孫なやうでした。

☆無(なにもない)宙(宇宙)に留まる身は普く輩(なかま)であり、神として拝(敬い尊ぶ)考えである。
 火星は換/入れ替わる新しい運(めぐりあわせ)である。
 火星は宇宙に同(等しく、なかま)であり、尊い。

『城』748。

2012-02-29 06:22:27 | カフカ覚書
たとえば、酒場で、あるお客がわたしに失礼な真似をしました。だって、彼らは、しょっちゅうわたしをつけまわしてばかりいるんですもの。あなたは、あそこにいた若造どもをごらんになったでしょう。でも、もっともっとひどい連中だって来るんです。クラムの手下どもが最低というわけじゃないの。

 お客/Heste→gest(gesteorben)
 酒場/Ausschank→Ausschlag/決め手。
 失礼な真似/beleidigte→bereinigen/解決する。
 若造/Burschen→Busse/贖罪。償い。
 もっと/viel→fiel(fallen)死。
 最低/argere→arglist/悪巧み、悪意。

☆たとえば、死の決め手を解決しました。だって、彼らは、しょっちゅうわたし(平和、自由)を求めているんですもの。あなたは、あそこ(来世)でも贖罪をごらんになったでしょう。それでも、死の不快が襲うのです。クラム(氏族、先祖)の悪意ではありません。

ストーカー?

2012-02-28 07:14:39 | 日常
 このところ毎朝「楽しいスケッチ」さんのブログを見てため息をついている。

 まるっきり凄過ぎ・・・ポカーンとしたり、グッときたり、熱くなったり、悔しくなったり、賛美の声をあげたり・・・心乱れている。
 太刀打ちできる相手でないのに執着心を捨てることが出来ない。

 忘れようと思っても日に何回も見ている(ipadで)
《すごいなぁ、素敵だなぁ》

 定年後に始めたって、いったい何をしていた人なの?
「素人じゃないでしょ」

 そう聞いてみたい! 実際、そうコメントしたけど「ありがとうございました」の返事だけ。

 どんな人なんだろう、鶴見区馬場東寺尾って、従兄弟のK兄の住んでいるところ。その辺りにお住まいの方らしい。(そのうち遠目でもいいからお逢いしたいな)
 ストーカーの気持ち、分かったかも・・・。

理の当然。

2012-02-28 06:51:55 | 日常
 人が完全なまま死を迎えることは極めて稀である。芽を出した植物が花なり実をつけた後に枯れて朽ちていくように、生老病死かくあって消えていく生命である。

 そんな当たり前なことを「まさか」と高をくくっている日常の不遜。身体に支障が出て初めて「ああ」という思いに到る。


 身体が物であることを忘れて、メンテナンスを怠ったわたし。65年の疲労物質が今ここに、この膝に出たのだと思えば納得がいく。まだ回復の余地がある・・・否!
 心中のせめぎ合い・・・壊れかけた自分を受け入れ、小康状態を由とする柔軟性こそ大切かもしれない。

 理の当然を生きているわたし。

『城』747。

2012-02-28 06:27:29 | カフカ覚書
事実、わたしは、あのとき多くのことに不満だったし、腹のたつことも、すくなくなかったわ。でも、いまにしておもうと、なんという不満、なんという腹だちだったことでしょう!

 多くのこと/vielem→fiel(fallen)/零落、(殺されて)死ぬ。
 腹のたつこと/argerte→ergehen/(命令を)発する。

 不満/Unzufrieden・・・Un frieden/平和でない(争い)
☆事実、わたし(平和、自由)はあの痕(傷痕、烙印)、死に不満だったし、いくつもあった発令。でも、いまにしておもうと、なんという争い、なんという発令だったことでしょう。

どこかで春が♪

2012-02-27 06:19:29 | 日常
 夜明けが早くなり、白梅紅梅が七分咲きになり、緋寒桜のつぼみが膨らんできた。

 春だなぁと思う。『なごり雪』に歌われるような別れの季節、出逢いを孕んだ希望の時でもある。


 豪雪地帯の方々のご苦労を思えば、春に浮かれ気分でいるのは礼に欠けるような気もする。けれど《春の来ない冬はない。必ず夜は明け、春はやってくる!》そう信じ、困難を乗り越えてきたつもりのわたし。

 春は眩しい。どんなに淋しく辛い春であっても、春ならばそこに光を見出せる。明るい兆し、そういう空気がどこからともなく背中を押し、戸惑う手を引っぱってくれる春。


 老いて行くことは春に縁遠くなるのではない。むしろ春を客観視できて、その素晴らしさをゆっくり胸いっぱいに吸い込むことが出来る、そんな年令である。

♪歩きはじめたみぃちゃん♪と同じ気持ちで春の風に吹かれている。

『風の又三郎』244。

2012-02-27 06:10:12 | 宮沢賢治
 稲光が二度ばかり、かすかに白くひらめきました。草を焼く匂賀して、霧の中を煙がほっと流れてゐます。

☆等(平等)の考えを字(文字)に託す。
 魄(たましい)の双(二つ)の相(ありさま)である仁王(仏法の守護神として寺の門などの両脇にある対の金剛力士像)の勤めを注/書き記すが、掩(隠し)留めている。

『城』746。

2012-02-27 05:53:49 | カフカ覚書
そう、どうでもよかったのは、あなたの事だけじゃないわ。ほとんどすべてのことが、どうだってよい気がしていたの。

 どうでもいい/gleichgultg→gleich gultig/平等、通用する。
 ほとんど/fast→vast/荒涼とした。

☆そう、あなた(土地がないことに気付いた人)の平等が通用していません。荒涼としたあらゆることに平等としての効力がない気がします。