四人会のメンバーのうち年長の田中さんは非常に手先が器用な上、何事にも熱心である。毎回、自作のパッチワーク作品を持参して見せてくれるのだけれど、今ごろになって《写真に収めるべきだった》と後悔している。
会食の部屋は外の明るさに比して暗いから明確には写らないだろうというのが写真を撮らない理由なのだけれど、外に出てバスを待つ間おしゃべりをする、そのときなぜ気づかないのか。(ぼんやりしている)という理由もあるけれど、人を撮るのが苦手(自分が写りたくない)なので、つい、カメラを引っ込めたままにしてしまう。こう書いていても、やっぱりそういう流れになるのは必然だから、止めておいたほうが無難という結論に帰ってしまう。
本当に田中さんのパッチワークは素晴らしくてブログに載せてみたいと思うほどなのである。(作り手の許可、無断搭載はタブー)いろいろ考えてみると・・・。
田中さん曰く
「もう夢中になってしまうのね、時の経つのも忘れて。」
「どのくらい?」
「夜中まで・・・二時とか三時とか」
「・・・(すごいわ)」
「で、朝は何時に?」
「主人が現役の頃は五時か六時には起きていたけど、今は七時くらい」
(なんて丈夫なんだ、そんなことができるなんて)
「眠る前には新聞も読まなくちゃならないし、忙しいわ」と笑った。
一日をそこまで熱中して過ごせるなんて!
思うにわたしも仕事を請けている頃は、そうだった。夜中は本番、オールナイトニッポン(一部、二部)を聞きながらの仕事、やがて朝になる。子供や夫を順次送り出して昼は家事やら通院の付き添いやら・・・。だから、出来ないことではないのかもしれない。(わたしの場合、お金が絡んでいたから)
田中さんの場合は、ただ美しいもの(バックや洋服)を作り上げるという情熱だけで、不眠に近い日常に喜んで耐えている。
そういう夢ある情熱に惑わされつつ送る日常に憧れている。
会食の部屋は外の明るさに比して暗いから明確には写らないだろうというのが写真を撮らない理由なのだけれど、外に出てバスを待つ間おしゃべりをする、そのときなぜ気づかないのか。(ぼんやりしている)という理由もあるけれど、人を撮るのが苦手(自分が写りたくない)なので、つい、カメラを引っ込めたままにしてしまう。こう書いていても、やっぱりそういう流れになるのは必然だから、止めておいたほうが無難という結論に帰ってしまう。
本当に田中さんのパッチワークは素晴らしくてブログに載せてみたいと思うほどなのである。(作り手の許可、無断搭載はタブー)いろいろ考えてみると・・・。
田中さん曰く
「もう夢中になってしまうのね、時の経つのも忘れて。」
「どのくらい?」
「夜中まで・・・二時とか三時とか」
「・・・(すごいわ)」
「で、朝は何時に?」
「主人が現役の頃は五時か六時には起きていたけど、今は七時くらい」
(なんて丈夫なんだ、そんなことができるなんて)
「眠る前には新聞も読まなくちゃならないし、忙しいわ」と笑った。
一日をそこまで熱中して過ごせるなんて!
思うにわたしも仕事を請けている頃は、そうだった。夜中は本番、オールナイトニッポン(一部、二部)を聞きながらの仕事、やがて朝になる。子供や夫を順次送り出して昼は家事やら通院の付き添いやら・・・。だから、出来ないことではないのかもしれない。(わたしの場合、お金が絡んでいたから)
田中さんの場合は、ただ美しいもの(バックや洋服)を作り上げるという情熱だけで、不眠に近い日常に喜んで耐えている。
そういう夢ある情熱に惑わされつつ送る日常に憧れている。