葱の葉に行きてもどらぬ人ありぬ
葱の葉はソウ・ヨウと読んで、層、様。
行きてもどらぬ(行戻)はコウ・レイと読んで、考、例。
人ありぬ(人有)はジン・ユウと読んで、尽、誘。
☆層(幾重にも重なる)様の考えは、例(たとえること)の尽(すべて)を誘(引き起こす)。
葱の葉はソウ・ヨウと読んで、窓、陽。
行きてもどらぬ(行戻)はギョウ・レイと読んで、仰、麗。
人ありぬ(人有)はジン・ユウと読んで、尽、融。
☆窓の陽(日の光)を仰(見あげると)、麗(うるわしく)尽(ことごとく)融(心が和む)。
葱の葉はソウ・アンと読んで、層、案。
行きてもどらぬ(行戻)はギョウ・レイと読んで、業、励。
人ありぬ(人有)はニン・ウと読んで、任、迂。
☆層(幾重にも重なる)案(考え)の業(努力してする仕事)に励んでいる。
任(委ねる)のは迂(遠回り)である。
葱の葉はソウ・ヨウと読んで、葬、容。
行きてもどらぬ(行戻)はコウ・レイと読んで、厚、礼。
人ありぬ(人有)はジン・ユウと読んで、尽、憂。
☆葬(死者をほうむり)容(収める)。
厚(てあつく)し、礼(敬意を払う)。
尽(すべて無くなる)憂(悲しみ)がある。