息子の所へ電話をすると、すぐに出た孫のキヨちゃん。
開口一番
「おばあさんは今どこにいるの?」と妙なことを聞いた。
「ここにいるよ」
「どこ?」
「ここ、横須賀のおうち」
「ええっ、じゃあ、おじいさんはどこにいるの?」と畳み込んで聞いてきた。
「ここ、すぐそばにいるよ」
「・・・」少し間を置いて
「ふうん、お母さんがね、スマホで横須賀を見ていたよ、がけ崩れがあったって」(ああ、そういえば・・・5才の幼心、がけ崩れは横須賀全域にあったと思ったのね。)
心配してくれてありがとう。
「がけ崩れってなに?」
「がけが崩れてお家や車がぺしゃんこになって、人が死んでしまう場合もあるの」
(ええっ、恐いなぁ、横須賀のがけ崩れって・・・それじゃあ、おじいさんとおばあさんはどうしたんだろう、もう死んじゃったのかな)小さな頭で考える、ああ、今ごろは・・・。
そこへ、おばあさんであるわたしの電話、孫の開口一番「今どこにいるの?」が理解できる。
《ありがとう、心配してくれて・・・ありがとう》
開口一番
「おばあさんは今どこにいるの?」と妙なことを聞いた。
「ここにいるよ」
「どこ?」
「ここ、横須賀のおうち」
「ええっ、じゃあ、おじいさんはどこにいるの?」と畳み込んで聞いてきた。
「ここ、すぐそばにいるよ」
「・・・」少し間を置いて
「ふうん、お母さんがね、スマホで横須賀を見ていたよ、がけ崩れがあったって」(ああ、そういえば・・・5才の幼心、がけ崩れは横須賀全域にあったと思ったのね。)
心配してくれてありがとう。
「がけ崩れってなに?」
「がけが崩れてお家や車がぺしゃんこになって、人が死んでしまう場合もあるの」
(ええっ、恐いなぁ、横須賀のがけ崩れって・・・それじゃあ、おじいさんとおばあさんはどうしたんだろう、もう死んじゃったのかな)小さな頭で考える、ああ、今ごろは・・・。
そこへ、おばあさんであるわたしの電話、孫の開口一番「今どこにいるの?」が理解できる。
《ありがとう、心配してくれて・・・ありがとう》