北海道の鈴木直道知事は5日、4カ月超に及んだ新型コロナウイルスの「集中対策期間」を7日で終了すると発表した。
https://mainichi.jp/articles/20210306/k00/00m/040/024000c
町外の知人から「どうだい ウポポイ行ってもいいかな?」などの問い合わせがあった。
白老に住む私だが、「いつでも行ける」という事もあり、実はまだ行ったことがなかった。
気候も暖かくなってきたし、「集中対策期間」が終了するこのタイミングで「様子見」気分午前9時入場で、午前中だけ見てきた。
昨年オープンしたウポポイ(コロナの緊急事態宣言などで遅れたが)
https://ainu-upopoy.jp/
コロナ感染防止対策の一環として、入場制限を行ったており、「入場お博物館への入館」のそれぞれ予約が必要となっている。
白老ナビさんが、少しわかりやすく案内してくれています。
簡単に写真で様子を紹介します。
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歩行者入口
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発熱の有無を計るための入口が仮設されている。
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コンクリートの塀には仕掛けがあるのだが、間を通るのは??
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本来の入口・出口は広々としれている。
食事などで一時的に退場しても勿論再入場可能だ。
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博物館に入ると係の方誘導で2階へ。
張り越しのポロト湖の景観は素晴らしい。
右に「チセ」が見える。
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湖でのワカサギ釣りも再開されたようだ。
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ドーム型の体験交流ホール
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奥に、シカの皮を敷いて滑る雪山が見える。子供たちに人気のようだ。
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博物館の展示室も広々としており、なぜか空港のロビーを連想してしまった。
館内は「ストロ発光はダメ」だが、「一部の撮影禁止」を除けば、撮影OKだ。
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TVなどで紹介さているとおり、展示物の解説などもすべてアイヌ語表記がメインになっている。
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見学を終えてエスカレーターを降りると、ミュージアムショップになっている。
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博物館を出てほかの施設へ。
アイヌがかつて必要とした、木や草の一部が植えてある。
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プログラム(コロナのため暫定的なもののようだ)を見て、「体験学習館」で、アイヌ語と日本語による、「3匹の子豚」の人形劇を。
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次には「体験学習館別館」で、「Kamuy Eyes」という「神の目」からアィヌモシㇼ(大地)を見るカプセル型の設備で北海道の大地の映像を見た。
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アイヌ神謡集(知里幸惠編訳)の序が頭に浮かんだ。
「その昔この広い北海道は,私たちの先祖の自由の天地でありました.天真爛漫な稚児の様に,美しい大自然に抱擁されてのんびりと楽しく生活していた彼等は,真に自然の寵児,なんという幸福な人たちであったでしょう.」
次に、「体験交流ホール」で、歌・踊り・ムックリの演奏など、アイヌ民族の伝統芸能を楽しんだ。
ここは、感染対策のため全席座席指定になっており、「撮影・録音禁止」となっている。
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背景の映像とともに「洗練されスマート」になったと感じた。
嘗ての「アイヌ民族博物館」のチセで見せていただいたのとは、イメージが異なった。
(個人的には以前の方が親しみをもってみることができたように思う)
2014年11月29日白老町にあった旧アイヌ民族博物館でのアイヌ民族の伝統芸能
最後は、「工房」で、木彫りの実演を見学させていただいた。
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再現されたイタオマチプも展示されていた。
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感染対策のため、プログラムも暫定的なようだ。
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同行者の都合で半日でもあり駆け足で見学、「チセ」の見学も次回にした。
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広い敷地に点在する施設、雪が少ない白老だが、レイアウトを設計したのは本州の人だろう。
除雪が大変だろうと思う。
エントランス棟付近はロードヒーティングしてあるのだろう。
まさか、自然と共生するアイヌ文化を紹介する施設に、エネルギー消費が多大なロードヒーティングを全面的に行っているのは信じがたい。
それとも、地中熱を利用したヒートポンプによるロードヒーティングなら、大拍手だ。
人お通り見学するには、最低まる一日は必要です。
白老・登別の温泉などに泊り、ほかの見どころも巡ってはどうだろう。
観光ガイドをされている知人の話では、「宿泊施設は感染対策もしっかりされており、是非どうぞ!」とのことです。
北海道白老町の『温泉宿』ホテル・民宿・貸別荘!おすすめポイントも掲載! | しらおいナビ (irankarapte-shiraoi.info)
登別温泉の宿泊施設 http://noboribetsu-spa.jp/hotel/